Cursorではデフォルトの設定と異なり、多くのIDEのように「Cmd(またはCtrl)+クリック」で定義先へジャンプできるよう設定を変更できます。
この記事では、Cursorのキーボードショートカット設定(keybindings.json
)を編集して、Cmd + クリック
で定義先へジャンプする方法を紹介します。
設定方法
手順1: keybindings.json
を開く
- Cursorを起動します。
- コマンドパレットを開きます(
Cmd + Shift + P
)。 - 「Preferences: Open Keyboard Shortcuts (JSON)」を選択します。
手順2: ショートカット設定を追加する
開いたkeybindings.json
ファイルに、以下の設定を追加します。
[
{
"key": "cmd+click",
"command": "goToNextReference",
"when": "inReferenceSearchEditor || referenceSearchVisible"
},
{
"key": "f12",
"command": "-goToNextReference",
"when": "inReferenceSearchEditor || referenceSearchVisible"
}
]
-
1つ目の設定:
cmd+click
で定義先にジャンプする動作を有効化します。 -
2つ目の設定: デフォルトの
F12
の割り当てを解除します(任意)。
手順3: 設定を保存して確認
- 設定ファイルを保存します。
- エディタ上で定義先へ移動したい変数や関数などにカーソルを合わせ、「Cmd + クリック」します。
- 定義先へジャンプすることを確認します。