#自己紹介
みなさん、こんにちは!
Life is Tech ! メディアアートメンターのじんちゃんです!
普段は、東京のはじっこで大学院生として研究しています。
月1くらいで愛知県にいます
#はじめに
この記事はLife is tech ! 東海メンターアドベントカレンダー20日目の記事になります。
今日は、箸休めにゆるっとね。ゆるっと読んでくださいね。
そうそう、わたしギャルが好きだったんですよね。
(´-`).。oO( 明るいヘアに、長いまつげ、カラコンにネイルが流行っていたJC・JK時代でした)
10年くらい前に、**"カワイイは作れる"**というフレーズが有名になったんですよね。
ギャルって、"かわいい"を作っている思っていて(個人的主観)、
"盛る"とかもまさにそれじゃないですか!
そんなことを研究できないかなあって思ってた頃があって...。
#シンデレラテクノロジー
そう!それがまさにシンデレラテクノロジー!
おそらく、え?なにそれ、はじめて聞いた。っていう人ばかりだと思います。
##概要
東京大学大学院 情報理工学系研究科特任研究員 久保友香さんが主に研究されています。
理想的な状態に自分の外見を加工し、不特定多数に向けて公開するための技術を久保は「シンデレラ・テクノロジー」と定義
出展 https://gqjapan.jp/life/business/20160309/yuka-kubo/page/2
つまりは、ギャルに限らず、女の子の可愛いや盛るを科学する感じですね。
メイクで加工するのはもちろんのこと、
ここには、アプリや自撮りで、満足に撮る行為や加工する行為も含みます。
##シンデレラテクノロジー的ツール
- プリクラ
- 自撮りアプリ
- TikTok
- プラスチックコスメ(ツケマ、マツエクetc)
- お化粧品
等々、可愛くなれるツール全般
##かわいい
ちょっと概念的な話になるんですが、かわいいって難しいんですよね。
かわいいモノやお洋服、空間にもかわいいって使うし、
愛らしいものにもかわいいだし、
おじいちゃんにもかわいいって使うし...
しかも、女の子同士でも...
お互いにフィットする可愛いとフィットしない可愛いがあるんですよね。
(ちょうわかる〜!っていうのと、全然わからんわwっていうものですね。)
あとは、
お洋服みて可愛い〜!って言っても別にほしいわけじゃないときもあるんですよね。
可愛い is 可愛い。
(もちろん欲しいときもある)
これは男の人にはわからない感覚らしいのです...
いつかAIとかで解明されるようになるのかな
(これは、研究でいうと認知科学とか社会学とかの分野ですかね!)
##盛る
いつからか生まれた"盛る"という文化。
盛る、盛れる、盛れた、盛れてない、盛れない、盛りすぎ
あたりがよく使われる活用ですかね!笑
私の経験的には、
**(ちょっと現実の自分と違うけど)**可愛くいい感じに写ってるとか、
いい感じに見えるようにするとかそんなイメージ。
ちなみに論文上でも、以下のように説明されています。
[出展 https://www.jstage.jst.go.jp/article/itej/69/11/69_853/_pdf/-char/ja]((https://www.jstage.jst.go.jp/article/itej/69/11/69_853/_pdf/-char/ja))顔を実際よりも魅力的に加工することを「盛る」と呼ぶ。
具体的には、お目目を現実よりも大きく見せたり、丸く見せたり、
輪郭を修正したり、鼻筋を通したり、顔のパーツのバランスを整えたりとかですね。
この盛るっていうのがすごく奥が深いんですよ。
私、これだけで1記事かけそう。
##"盛れた ・ 盛れてる" と "きもい"
そうそう。盛れるの部分で重要だと思うのは、
"盛れた" や "盛れてる"がある領域を超えると、"キモい"に変わることなんですよね。
過度な盛りは受け入れられないんですよね。ただただキモイと言うか。
不気味の谷ならぬ、盛りの谷
ある時期までのプリクラは、受け入れられたけど、ある時期からのプリクラが気持ち悪くて...てあったと思うんですが、その原因は、盛りの度合いかなと。
最近、なちゅらるに盛る!とかそういうフレーズが台頭してきたのは、
そういうことも関係あるのかな〜という主観的考察。
そこらへんうまいのが、自撮りアプリやTikTokですね。
盛れるけど盛れすぎないみたいな。
ちょっと現実に近いから、いつの間にか自撮りアプリで撮った写真を実物だと勘違いして、普通のカメラで撮ったときに唖然とする...みたいな経験ありません?
そうそう、あとは、角度やポーズも大事ですよね。盛れるポーズや盛れる角度。
この角度やポーズは、バチイケに盛れるけど...これは全然だめ〜!みたいな。
(´-`).。oO( 人が自分の顔に対して、盛れてると気持ち悪いの境界線はどこにあるのかを研究したいなあって思ったこともありました。あとは、人に応じて盛れる角度やポーズをリコメンドしてくれるのとか!機械学習とか画像分析とかでできそうですね。やりたい。
##流行りの顔
そろそろ疲れてきましたね。コーディングも何もしてないのに。
流行りの顔、その時のかわいい!って顔あるじゃないですか。
ギャルメイク、おフェロメイク、オルチャンとか。
これってすごーい昔かららしくて、平安顔とか!
みーんな同じに見えるけど...実際はみんな同じだから。
この時代の可愛いは、目の大きさがこうで、目の形がこうで、
顔の大きさはこうで、眉毛の形はこう!みたいな。
みんな必死に寄せるんです。
その中で自分に似合う可愛いなんかも探したりして。必死に鏡と向き合うんですよね。
自分の顔と流行りの顔を照合して、ぱぱぱっと分析して、メイクを簡単にしてくれちゃうアプリや投影技術なんかできちゃったら、泣いて喜びますね!あと、盛れる角度なんかも勝手に割り出してほしいですね!!
それか、目に入れるARレンズが早く普及して、1日中、石原さ〇みちゃんにしてください。
(´-`).。oO(男性陣のみなさま、女の子たちも必死に努力してるので、今日のメイク盛れてないね。とか、今日は微妙だねとか口が滑っても言っちゃだめですよ。
#おわりに
今日は、シンデレラテクノロジーのごく一部をこんな領域もあるんだよ、的な感じで
淡々と紹介しました
工学的、情報学的観点から研究するとゴリゴリのプログラミングとか必要そうだなあと。プログラミングとか情報学を極めると、こういうちょっとした疑問みたいなことも解明できるの魅力的ですよね。
取り組み方によっては、社会学、心理学、認知科学とかになるから研究分野としては、なかなか難しそうですが、"可愛い"って、地球がある限り永久に続く課題だと思うので、この分野もっと盛り上がるととっても楽しいですね!!!!!