RAM
RAMはRandom Access Memory の略。RAMは読み書きができて、電源を消すとデータが消える(揮発性)といった特徴があります。PCの電源が落ちて、データが消えちゃった!!というのは揮発性の例ですね。
RAMの種類
RAMにはSRAM、DRAMの二種類があります。それぞれの特徴を挙げます。
SRAM
- とても高速
- 高価で高集積には向かない
- キャッシュメモリなど、高速性が必要とされるメモリに使われている
- 1ビットの情報を記憶できるフリップフロップ回路で構成される
DRAM
- SRAMより安く、高集積が可能である
- クロック同期型のSDRAM は主記憶装置に使われている
- 電荷を蓄えることができるコンデンサで構成される。コンデンサは自然に放電するため、一定時間ごとに書き込みを行う「リフレッシュ」が必要である
ROM
ROMはRead Only Memory の略。ROMは読み込みのみできて、電源を切ってもデータが消えない(不揮発性)といった特徴があります。ROMの代表例はゲームのソフトです。ゲームのソフトって読み込むだけで、こちらが書き換えたりはしないですよね。具体的にイメージするとわかりやすいと思います。
ROMの種類
マスクROM
- 工場で一回だけ書き込むことができ、ユーザーは書き込めない
- ゲームのソフトや電卓のプログラムに使われている
フラッシュメモリ
- 電気的に繰り返し書き込みができ、電源を消してもデータが消えない
- 電気的な書き込みには制限があり、何度も繰り返し書き込むことは向いていない
- USBメモリやBIOSの補助記憶装置に使われている
最後に
この記事は「うかる! 基本情報技術者 [午前編] 2022年版 福嶋先生の集中ゼミ」を参考に書きしました。
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