はじめに
Tableauで表現できるグラフをまとめました。
グラフの名前で検索いただければ、詳細な作り方の書かれたサイトが見つかると思います。まずは、どんな表現方法ができるのかを知るところから始めてみましょう。
いろいろなグラフ
データの量・数を比較する
棒グラフ | 積み上げ棒グラフ | ロリポップチャート |
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棒 | 棒 | 棒・円 |
サイズを比較する標準的な方法。軸は必ず0から始める。 | 複数カテゴリをまとめて比較したい場合に用いる。 | データ値を目立たせられる。 |
バンプチャート(ランキング表) | ファネルチャート |
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線 | エリア |
順位の変化を表す。 | あるフェーズから別のフェーズに移行する際のデータの、段階的な削減を示す。 |
全体に対する割合をみる
円グラフ | 100%積み上げ棒グラフ | ツリーマップ |
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円グラフ | 棒 | 四角 |
全体を占める要素の割合をみることができる。比較には向いていない。6個以上に分割しない。 | 棒の長さを100%と見なし、各要素の構成比を示す。 | 項目内の割合を比較するのに用いる。 |
パレート図 | ウォーターフォール(滝グラフ) |
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棒・線 | ガントチャート |
あるものを構成する項目ごとの値とその累積の構成比を同時に示す。 | 最初の値が数値の増減によってどのように変化したのかという、増減の累積や内訳を示す。 |
時系列推移をみる
線グラフ | エリアチャート(面グラフ) | ステップチャート(階段グラフ) |
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線 | エリア | 線 |
主に時系列などの連続的変化を捉えるときに使用するグラフ。 | 線と軸の間の面がある色で網掛けされている折れ線グラフ。量が少なく変化が小さいデータを下に配置する。 | 二点間を垂直線と水平線を用いて繋げることで階段状に見せる。不規則な間隔で発生する変更を表示する場合に用いる。 |
スロープチャート | ガントチャート |
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線 | ガントチャート |
時系列または項目間で順位付けがどう変わったかを示す。 | プロジェクトのスケジュールや、アクティビティの経時的な変化を示す。 |
相関・分布をみる
散布図 | バブルチャート |
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形状 or 円 | 円 |
2つの量に関係があるかどうかをみることができる。 | 3つのデータの関係性について、一つのグラフでみることができる。 |
箱ひげ図 | ヒストグラム |
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円 | 棒 |
データの分布を示す一般的な方法で、データの中央値や値幅などをひとまとめに見せることができる。 | データがどのように分布しているかを示す。 |
目標と比較する
2重棒グラフ(Bar in Barチャート) | ブレットグラフ | ドーナツグラフ |
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棒 | 棒 | 円グラフ |
棒グラフを重ねて表示する。 | リファレンスラインで目標値を表す。目標に向けた進捗を簡単に比較できる。 | 円グラフの一種で、中心部分に関連情報を添えられる。 |
特定の値をみる
ヒートマップ | ハイライト表 |
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四角 | 四角 |
色を使用して、変数の変化と大きさを2次元プロット上に示す。 | 正確な数字を表示しながら、色を使用して見る側の注意を引くことができます。 |
地理的な関係をみる
色塗りマップ | チャートマップ | 密度マップ |
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マップ | マップ | マップ |
色の違いや、濃淡等で、その地域の値を表現する。 | 統計チャート(円グラフや棒グラフなど)を地図上に配置することで、地理的分布と統計的分布を同時に把握できる。 | マップ上の重複するマークのために見えなくなっているパターンや関連する密度を、明らかにすることができる。 |
さいごに
知らない表現はありましたか?
作ったことのないグラフはありましたか?
まだ作ったことがないグラフがある方は、ぜひ挑戦してみて下さい。
(本ページに掲載しているグラフは、すべてサンプル - スーパーストアのデータのみで作成しています)