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新卒エンジニアがGitを使いこなすための基本的なコマンド集

Last updated at Posted at 2023-08-10

新卒エンジニアがGitを使いこなすために最低限必要なコマンドをまとめてみました。

add

$ git add [変更を加えたファイル]
addをすることで該当ファイルを作業領域からステージング領域に登録することができます。

よくある使いかた
$ git add .
カレントディレクトリ以下の変更を加えたファイルをすべてをadd することができます。

image.png

公式ドキュメント
https://git-scm.com/docs/git-add/ja

commit

$ git commit
ステージング領域に追加されたファイルをコミットし、ローカルリポジトリへ登録します。

よくある使いかた
$ git commit -m "[message]"
コミットにメッセージを付けることができます。

image.png

公式ドキュメント
https://git-scm.com/docs/git-commit

push

$ git push [remote] [branch]
ローカルリポジトリで追加されたコミットをリモートリポジトリへ登録することができます。

使用例
$ git push origin [作成したリポジトリのURL]
$ git push origin [ブランチ名]

※補足
originがどこのリモートリポジトリと紐づいているのかを確かめる方法として
$ git remote -v
を実行し、確かめるとよいでしょう。

image.png

日本語版ドキュメント
https://tracpath.com/docs/git-push/

reset

$ git reset
Gitでコミットした内容を取り消したり、ファイルの状態を巻き戻したりするコマンド。

主なオプション
$ git reset --soft

使用例
$ git reset --soft HEAD^
直前のコミットまで巻き戻す場合

※HEAD^とは
「1つ前のコミット」という意味
HEAD^^だと「2つ前のコミット」となる。
image.png

$ git reset --mixed
commitとaddを巻き戻す。

使用例
$ git reset --mixed HEAD
addでステージしたものを取り消したい時などに使用できます。
作業領域での変更点は消えません。

image.png

$ git reset --hard
ローカルリポジトリでコミットした内容をすべて戻す。

使用例
$ git reset --hard HEAD^
ひとつ前のコミットまで丸ご戻す場合。
image.png

日本語版ドキュメント
https://tracpath.com/docs/git-reset/

diff

$ git diff
作業領域とステージング領域との差異を表示
image.png

公式ドキュメント
https://git-scm.com/docs/git-diff

log

$ git log
変更履歴を見たいとき

$ git log --oneline
一行ずつ見たいとき。

283116d commitA
a9f9fe4 commitB
1bd5777 commitC
2d924e6 commitD

日本語版ドキュメント
https://tracpath.com/docs/git-log/

status

$ git status
作業領域の状態とステージング領域の状態を表示するコマンド。
どこの変更がステージング済み(addしてある)かそうでないかを表示することができます。

日本語版ドキュメント
https://tracpath.com/docs/git-status/

checkout

$ git checkout
ブランチの切り替えやファイルの復元の2つの機能を持ちますが、
今回はブランチの切り替えについて紹介していきます。

$ git checkout baranchA
branchAに移動することができます。

オプション-b
$ git checkout -b branchB
新しくbranchBを作成し、branchBへ移動します。

日本語版ドキュメント
https://tracpath.com/docs/

pull

$ git pull
リモートリポジトリにある内容を現在のブランチに反映させるコマンド。

使用例
$ git pull origin [branch name]

image.png

日本語版ドキュメント
https://tracpath.com/docs/git-pull/

参考文献

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