41
35

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

社内でナレッジ活用できていますか?

社内にある有益な情報を活用できていますか?
自分しか(もしくはあの人しか)知らない操作方法やコツはありませんか?
どこに情報を貯めればよいか明確ですか?

ナレッジを貯められない・活用できないのはなぜか

このような負の連鎖に陥ってませんか?

ナレッジがないから貯めようとしても、
どこに貯めてよいのかわからないから適当に貯める

適当に貯めるから、情報の場所を把握できない

情報の場所を把握できないから、貯める場所がわからない

貯める場所がわからないから、適当に貯める

適当に貯めるから・・・

このような状態ではナレッジは正しく貯まりません。

ナレッジ負のサイクル.png

似たような情報、どっちが正しいの?
管理されていないページ、これ信用できるの?
新規参画者の悲鳴、情報がまとまっている場所はないの?

いかにしてナレッジを貯めるのか

まずはナレッジを階層を意識して管理してみましょう。
ファイルサーバでもconfluenceでも構いません。

わかっているけど始められない、時間が取れない方は
下記の階層を参考に新しく階層を作ってみてはいかがでしょう?

ナレッジを階層管理する

★プロジェクト階層
└サービス仕様
  └サービスの目的
└システム仕様
  └設計書
  └サーバ構成図
  └ネットワーク図
  └開発・本番環境一覧
└ロードマップ
  └スケジュール
  └企画
  └開発
└開発ドキュメント
  └開発案件
    └2018H1
    └XX開発
    └YY開発
  └コーディングルール
  └リリース手順
  └テスト観点一覧
└事故・障害
  └緊急時のルール
  └過去の対応
    └2018H1
      └2018MMDD-XX事故
      └2018MMDD-YY事故
└運用
  └運用ルール
  └アラート対応表
  └運用手順書
    └XX手順
    └YY手順
└技術情報
  └勉強会
    └XX勉強会
  └技術Tips
    └XXする方法
  └技術調査
    └XXに関する調査
└チーム
  └開発フロー
  └スキルマップ
└MTG(議事録)
  └2018H1
    └2018MMDD-XX議事録
└etc
  └どこに置いたらいいかわからない情報

階層化する上で気にしないといけないこと

ナレッジサイクル.png

  • 必要な階層はあらかじめ作っておく
  • 探しやすいような階層分けを心がける
  • 困ったとき・急ぎのときのためになんでも置いて良い階層を作っておく(あとで整理する)

より良い状態を保つためには

ルールを作りましょう

きっちりしすぎた細かいルールは形骸化する恐れもあります。
できるだけシンプルなルールを作ると良いでしょう。

ルールはいつのときでも絶対ではありません。
プロジェクトの状態が変わればルールも変わります。
柔軟にチームでルールを決めて変更していきましょう。

定期的にパトロールしましょう

参画歴の浅い人による更新や急いでいるときの資料作成、
予期せぬミスなどで階層が汚れてしまうこともあると思います。

1週間でも1ヶ月でもいいので、定期的に明らかにおかしい配置のものがないか確認しましょう。

コストはあまり割きたくないので、有志で数名で活動するとよいのではないかと思います。

みんなで情報を育てる意識

情報は財産です。
今日あなたがハマって消費した時間はムダではありません。
次の誰かの役に立てばよいのです。

困ったらココを見る。困ったときのためにココに置く。
お互いに助け合うための目的をしっかり共有しましょう。

41
35
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
41
35

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?