2023年6月段階の最短手順を書き残しておく。無駄な手順がもしかしてあるかもしれないが、おそらくこれが最短。
ほぼ備忘録なのでミスってる手順もあるかもなので、あればこっそり教えてください。
KH Coderとは?
先輩方がたくさん記事を書いてくれているので、そちらを参考にしてみてください。今回はインストール手順のみなので、割愛します。
下準備
まずは、Terminalを開きます。
Xcodeをインストールする
xcode-select --install
# 多少時間かかります
Homebrewをインストールする
/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install.sh)"
インストール後、確認
brew doctor
brew --version
# Versionが表示されたらOK
Gitをインストール
brew install git
具体手順
ものによってはインストール済みかもしれませんが、適宜端折ってください。
XQuartsをインストール
Windows用アプリケーションをMacで起動するためのツールです。
https://www.xquartz.org/index.html からdmgをダウンロードして、インストールします。
openjdkのインストール
オープンソース版のJavaです
brew install openjdk
mecabのインストール
日本語形態素解析システムです。
brew install mecab
brew install mecab-ipadic
mysqlのインストール
オープンソースのSQLデータベースです。
brew install mysql
インストール後、起動して
brew services start mysql
==> Successfully started `mysql` (label: homebrew.mxcl.mysql) #成功したらこれが出る
データベースの初期設定を行います。
mysql_secure_installation
# DBの初期化
> Securing the MySQL server deployment.
> Enter password for user root:
# PCのパスワードを入力
> ~~~
> Change the password for root ? ((Press y|Y for Yes, any other key for No) :
# Y or Nで進める
> ~~~
> Remove anonymous users? (Press y|Y for Yes, any other key for No) :
# Yでanonymous usersは削除する
> ~~~
> Disallow root login remotely? (Press y|Y for Yes, any other key for No) :
# Y で進める
> ~~~
> Remove test database and access to it? (Press y|Y for Yes, any other key for No) :
# Y で進める
> ~~~
> Reload privilege tables now? (Press y|Y for Yes, any other key for No) :
# Y で進める
> Success.
> All done!
# これで完了
mysqlの起動
mysql -u root -p
# パスワードを求められるので、PCのパスワードを入力
mysql>
# これが表示されたら起動完了
Rのインストール
統計解析用の開発環境です
brew install --cask R
Rを起動して、インストール確認を行います。
R
> R version 4.3.0 (2023-04-21) -- "Already Tomorrow"
> Copyright (C) 2023 The R Foundation for Statistical Computing
> Platform: aarch64-apple-darwin20 (64-bit)
起動している状態で、以下を入力
options(repos="https://ftp.yz.yamagata-u.ac.jp/pub/cran/")
必要なパッケージをインストール
install.packages(c("ade4", "amap", "Cairo", "cluster", "codetools", "dichromat", "foreign", "ggdendro", "ggplot", "ggnetwork", "ggsci", "gtable", "igraph", "KernSmooth", "lattice", "maptools", "MASS", "Matrix", "mgcv", "munsell", "nlme", "nnet", "permute", "pheatmap", "plyr", "proto", "RcolorBrewer", "Rcpp", "reshape2", "rgl", "rpart", "scales", "scatterplot3d", "slam", "som", "sp", "spatial", "stringr", "survival", "vegan", "wordcloud"), dependencies=TRUE)
#時間かかりますが、ほっておけば終了します
終わったら、Rを終了します。
Rを終了するためには、quit()
またはq()
と入力します。
perlのパッケージインストール
まず、rootへ
sudo su
#パスワードを求められるので、入力してEnter。
Perlを起動する
perl -MCPAN -e shell
以下のパッケージをインストール
install Jcode
install Tk
install DBD::CSV
install Net::Telnet
install YAML
install Spreadsheet::ParseExcel
install Spreadsheet::ParseXLSX
install Clipboard
install Statistics::Lite
install Algorithm::NaiveBayes
install Text::Iconv
install File::Copy::Recursive
終わったら、perlを終了します。
perlを終了するためには、exit
と入力します。
KH Coderのダウンロード
Githubからダウンロードします。
ダウンロードしたら、適切な場所へ移動します。今回は便宜上Desktopに置いておきます。
移動後、解凍してください。
(以下手順は、Desktopへ移動させた想定で進めます。)
cd ~/Desktop/khcoder
初期設定を行う
nano config/coder.ini
開いたら、以下の箇所を変更する
sql_username root
sql_password mysql設定時にセットしたパスワード
nanoエディタで保存する際は、Control + Xを押して、Y
と入力して、Enterします。
上記が完了すると、KH Coderが起動できます
perl kh_coder.pl
具体的なKH Coderの使い方は、冒頭の通り先輩方の記事を参考にしてみてください〜