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Android 初心者向けAdvent Calendar 2019

Day 10

RxFirebaseでRxJava + Firebaseを手軽に始める

Last updated at Posted at 2019-12-09

はじめに

RxJavaを簡単な例(OkHttpとか)で触っているうちは、OkHttpやその補助ライブラリで容易にRx化できるかと思います。
ただし、いざ、自分で他のライブラリと組み合わせて書いていこうとすると、辛い部分が多く存在します。

特に、Firebaseと組み合わせようとすると、RxJavaに慣れていないうちは

  • どう書けばいいかがわからないこと
  • 記事が圧倒的に少ない

ためにつらい思いをすると思います。

(たとえばこちらの記事にのっています)

そこで

RxFirebaseというライブラリを使うことで
簡単にRxJava+Firebaseを始めることができます。

実際に使ってみる

ここからは実際のプロジェクトでの使用方法を説明していきます。
また、Firebaseなどの呼び出しはモジュールとして切り出している例を紹介します。

インストール方法

RxFirebaseのREADMEに書いている通りに導入していきます。

build.gradle
dependencies {
  compile 'com.github.FrangSierra:RxFirebase:1.5.6'
}
build.gradle
allprojects {
    repositories {
        ...
        maven { url "https://jitpack.io" }
    }
}

FirebaseAuthの場合

今回は単純なemailでの認証を考えます。

FirebaseAuthService.kt
object FirebaseAuthService: AuthService {
    val auth: FirebaseAuth
    init {
        auth = FirebaseAuth.getInstance()
    }
    override fun signIn(email: String, password: String): Maybe<AuthResult?> {
        return RxFirebaseAuth.signInWithEmailAndPassword(auth, email, password)
    }
}

例えば、emailでのシンプルな認証の場合、RxFirebaseが用意しているメソッドsignInWithEmailAndPassword
Firebaseのインスタンスを噛ませるだけでできます。

これをもし、自分でやる場合は、自分でSingleやObservableを作ったりと、なれていないとわかりづらいところが多々あります。

あとは、Observerを加えるだけですが、MainActivityで呼び出したりするとき

MainActivity.kt
FirebaseAuthService.signIn(email, password)
    .subscribeOn(Schedulers.io())
    .observeOn(AndroidSchedulers.mainThread())
        .subscribe(object : MaybeObserver<AuthResult?> {
            override fun onSuccess(t: AuthResult) {
               // うまくいったときー
            }
            override fun onComplete() {
              // 完了したときー
            }
            override fun onSubscribe(d: Disposable) {
              // こうどくしはじめたときー
            }
            override fun onError(e: Throwable) {
              // エラーがでちゃったとき
            }
        })

というふうに呼び出してやるだけで簡単に使えます。

最後に

最近のAndroid開発ではRxJavaがよく出てきますがとっつきづらい部分が多々あると思います。
今回のように、RxFirebaseを用いることで、初心者にとって実装が難しい部分をライブラリに任せるながら
FirebaseとRxJavaを利用することができるため、「ちょっとRxJavaをさわってみようかな」といった方には
ベターな選択肢だと思います。

また、今回のようにサービス層側の実装をきれいに書いてあげることで、
RxJavaに慣れてからRxFirebaseに依存しないものに置き換えることも簡単であり、
RxFirebaseを利用するもの、しないものの共存もできるので、非常に便利です。

それでは、RxFirebaseでよきRxJava Lifeを!!

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