プログラミングを始めようと意気込んだものの、最初の壁は「学習環境の整備」でした。
教材をブラウザで開き、別のタブでコードエディターを立ち上げ、環境構築の手順を確認しながら進める。
気づけば画面はタブで埋め尽くされ、学ぶ前に疲れてしまう自分がいました。
「やる気はあるのに、なんでこんなに面倒なんだろう…」
学び始める前から、心が折れかけていました。
Progateとの再会:すべてが一つの画面で完結
そんなとき、以前少し触れたことのあるProgateを思い出しました。
試しに再ログインしてみると、教材、コードエディター、実行結果のプレビューがすべて同じブラウザ内に収まっているではありませんか。
これなら、複数のタブを行き来する必要もなく、学習に集中できる。
まさに求めていた環境がそこにありました。
「これだ……!」と、声が出るほど感動したのを覚えています。
Progateの特徴とメリット
Progateの魅力は、初心者にとって「とっつきやすさ」が極めて高いこと。
以下のような工夫が随所にちりばめられています。
スライド形式での学習
イラストを多用したスライド形式のレッスンで、視覚的に理解しやすい構成になっています。
自分のペースで進められ、復習も容易です。
「何をしているのか」が視覚的にわかるので、抽象的なまま進まないのがありがたい。
環境構築が不要
ブラウザ上でコードを書き、その場で実行結果を確認できるため、面倒な環境構築が不要です。
初心者がつまずきやすいポイントを排除し、学習に集中できます。
多様なプログラミング言語に対応
HTML & CSS、JavaScript、Python、Rubyなど、主要なプログラミング言語を幅広く学べます。
最初はHTMLから始めて、次にJavaScriptやPythonに進むなど、ステップアップがしやすいのも嬉しいところです。
モチベーション維持の工夫
学習の進捗に応じて経験値が貯まり、レベルアップするシステムが導入されています。
ゲーム感覚で学習を進められ、継続しやすい仕組みです。
「レベルが上がる」というわかりやすい達成感が、ちょっとしたご褒美になります。
環境構築で挫折する前に
プログラミング学習の初期段階で環境構築に手間取り、挫折してしまうケースは少なくありません。
実際、2021年の調査(※)でも「環境構築でつまずいた」と答えた初学者は40%を超えていました。
Progateはそのハードルを取り払い、学ぶこと自体に集中できる環境を提供してくれます。
※出典:日本能率協会「初学者のプログラミング学習に関する調査2021」
最初の一歩は、「続けられるかどうか」で選んでいい
「ちゃんと環境構築して、本格的なエディターを使わなきゃダメかな…」
そんなふうに身構えていた私ですが、Progateを使ってみて感じたのは、
**“最初のうちは、やりやすさ最優先でいい”**ということ。
まずは「自分でもできるかも」という感覚を掴むことが、何より大事なのかもしれません。
Progateは、そんな感覚を自然に与えてくれるサービスでした。
Progateを始めてみたい人へ:まず何をすればいい?
「Progate、ちょっと試してみたいかも」と思った方へ。
始め方や注意点を簡単にまとめておきます。
アカウント登録は無料
まずはProgate公式サイトにアクセスして、メールアドレスやGoogleアカウントで登録すれば、すぐに学習を始められます。
HTML、CSS、JavaScript、Pythonなどの一部コースは無料で体験できます。
無料でどこまで学べる?
無料プランでは初級レッスンの一部にアクセスできます。
もし続けてしっかり学びたいと思ったら、月額1,078円(税込)の「プラスプラン」への加入がおすすめです(※2024年時点の価格)。
このプランに加入すると、すべてのコース・道場コース・演習問題が解放され、より実践的な力がつきます。
おすすめの始め方
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完全初心者なら:HTML & CSSのコースから
Webサイトの仕組みや「見えるコード」を扱うので、変化がわかりやすく達成感があります。 -
プログラミングらしい“考える力”を身につけたいなら:JavaScriptやPythonもおすすめ
ちょっとした動きや処理を自分の手で作れるようになると、一気に「できること」が増えます。
スマホアプリもある
iOS/Android向けのアプリもあり、スキマ時間に学習を進めたい人にはぴったりです。
ただし、PC版と比べて学べる言語や機能に制限があるため、本格的にやりたい方はPC環境が◎。
あとがき
「とりあえずProgateでやってみた」そんな一歩が、自分にとっての学びの原点になっています。
プログラミングって、難しそうで、でもやってみたら案外面白い。
そんな風に思えるまでの第一歩を、ぜひ体感してみてください。