arch linux を使ってみたいと思っていたのですが、ディスクのパーティションをコマンドで作成する元気がなくて試していませんでした
最近インストーラがあることに気づいたので使ってみました
1インストールUSBの作成
私は普段は Raspberry 400 で Raspberry Pi OS を使っているので、一般的ではないかもしれません
ブラウザでインストールモジュールをダウンロードして rpi-imager で USBメモリ に書き込みました
arch linux でも rpi-imager を使うことができます
USBメモリを接続して rpi-imager を起動
OSを選ぶ をクリック
一番下の カスタムイメージを使う をクリック
archlinux-2022.11.01-x86_64.ios をクリック
開くをクリック
ストレージを選ぶ をクリック
表示されている USBメモリ を選択する
書き込む をクリック
はい をクリック
パスワードを入力し 書き込む をクリック
2 USBメモリからPCを起動する
インストール用 USBメモリができましたのでPCに接続してUSBメモリから起動する
ip a でPCのipアドレスを確認する
passwdでパスワードを設定する
3 Raspberry 400からPSへSSHで接続
(インストール中の内容をキャプチャするためにSSH接続しました)
パスワードを入力
4 インストールを始めます
インストーラ起動
1回目インストールしていくと Drive(s) のところで落ちてしまうことがありましたので、1番最初に Drive(s) を設定してください
2回目は落ちないでインストールできると思います
それでもだめなら10月1日版を試してみてください
11月5日 追記
インストーラが落ちる問題について回避策が見つかりました
USBメモリを取り外してから archinstall を実行するとうまくいきます
キーボードレイアウトを設定します
jp106 を選択します
/jp と入力すると楽ですよ
ダウンロードするミラーを設定します
Japan を選択します
/Ja と入力すると楽ですよ
言語の設定をします
ja_JP.UTF-8 を選択します
/ja と入力すると楽ですよ
インストール先のディスクを設定します
PCの環境に合わせて選択してください /dev/sdd のディスクを選択しました
ディスクのパーティションを設定します
ディスク全体をおまかせで設定します
ファイルシステムのフォーマットを選択します
/home を別パーティションにするか、/ のパーティションに含めるかを選択します
ディスクのパーティションの内容です
swap の設定をします
メモリに余裕があるので swapなし を選択しました
ホスト名を設定します
とりあえずarchlinuxにしました
root のパスワードを設定します
パスワードを入力します
簡単なパスワードだとメッセージが表示されますが、そのままもう一度入力します
ユーザを作成します
Add a user を選択します
ユーザ名を入力します
そのユーザのパスワードを入力します
簡単なパスワードだとメッセージが表示されますが、そのままもう一度入力します
sudo を使うので yes を選択します
私しか使わないので、confirm and exit を選択します
インストールする内容を設定します
GUI環境はカスタマイズしたいので minimal を選択しました
通常は desktop を選択してください
オーディオの設定をします
私は pipewireを知らないので pulseaudio を選択しました
カーネルの選択をします
通常は linux だと思うのですが linux-lts を選択しました
追加パッケージを設定します
カスタマイズしたいので、いろいろ入力しています
入力内容をチェックしています
タイプミスするとメッセージが表示され再入力します
再度入力内容をチェックしています
ネットワークを設定します
NetworkManager は使わないので Manual configration を選択しました
ネットワークのデバイスを設定します
LANポートが一つしかないので enp3s0 を選択します
通常は DHCP を選択します
設定内容が表示されます
設定内容がOKであれば confirm and exit を選択します
タイムゾーンを設定します
Asia/Tokyo を選択します
NTPを設定します
Trueでもインストールされないようなので、Additional packages に ntp を追加しています
リポジトリの追加
32bit wine を使いたいので multilib を選択します
通常はどちらも選択しなくてOKです
設定の保存ですが、今回は保存していません
5 インストール実行
インストールを選択します
Enter キーを入力します
パーティションを作成しフォーマットしているところです
インストール後の作業をしますか?
ということなので yes を選択します
私は古い人間なので未だに vi を使っています
そのため vi のシンボリックリンクを作成します
visudo で sudo の設定をします
riku のユーザで作業します
yay をインストールします
私は yay がないと何もできません
yay のインストールができたので、日本語フォントをインストールしてみます
wine のインストールはできたのですが 32bit ライブラリを追加します
gnutls がないと https での接続ができません
libpulse がないと音が出ないのでインストールします
あと、Xディスプレイマネージャをインストールしてください
私は startx で起動するほうが好きなのでインストールしていません
再起動後、NTPが起動されていなかったので
systemctl enable ntpd
systemctl start ntpd