この記事のゴール
概要
自分用の初期セットアップメモです。
使用するものは下記の通りです。
- iTerm2
- Monokai Soda (※テーマ)
- zsh
- prezto (zshのフレームワーク)
- powerlevel10 (※テーマ)
- exa
手順
iTerm2
インストール
iTerm2を公式サイトからDLし、インストールします。
テーマの設定
Monokai Soda
というテーマにします。
iTerm2 > Preferences > Profiles > Colors
でitermcolorsファイルをインポートします。
文字の大きさやターミナルの透明度もついでに設定しておきましょう。
zsh
macOS Catalinaからはzshがデフォルトのシェルになっているはずです。
後からpreztoをインストールするのですが、動作保証されるzshの最低バージョンが4.3.11(2021/07/17現在)となっています。preztoのGitHubで動作保証バージョンを確認した上で、自分のMacに適切なバージョンのzshがインストールされていることを確認しましょう。
prezto
preztoはzshのフレームワークです。シェルを使いやすくする設定を楽にやってくれて大変便利です。
まずは公式に書いてある通りの手順でインストールします。
インストールが終わったら、デフォルトだとEDITORがnanoになってしまうので、嫌な人は変えておきましょう。
vi ~/.zprofile
#
# Editors
#
- export EDITOR='nano'
+ export EDITOR='vim'
- export VISUAL='nano'
+ export VISUAL='vim'
export PAGER='less'
次にモジュールを追加します。
gitはgit用の短縮エイリアスを追加してくれます。あとはシンタックスハイライトと、入力補完です。
vi ~/.zpreztorc
# Set the Prezto modules to load (browse modules).
# The order matters.
zstyle ':prezto:load' pmodule \
+ 'git' \
'environment' \
'terminal' \
'editor' \
'history' \
'directory' \
'spectrum' \
'utility' \
'completion' \
'history-substring-search' \
+ 'syntax-highlighting' \
+ 'autosuggestions' \
'prompt'
テーマも変更します。powerlevel10kは素晴らしいテーマです。
# Set the prompt theme to load.
# Setting it to 'random' loads a random theme.
# Auto set to 'off' on dumb terminals.
- zstyle ':prezto:module:prompt' theme 'sorin'
+ zstyle ':prezto:module:prompt' theme 'powerlevel10k'
ターミナルを再起動したらpowerlevel10kの初期設定が始まります。お好きなように設定しましょう。
このpowerlevel10kの設定時に、MesloLGS NF
というフォントがインストールできます。iconが豊富なのでインストールしておきましょう。
exa
lsの代替としてexaを入れましょう。
brew install exa
入れた後、お好みでエイリアスを追加します。
lsを上書きするのはパイプで繋いだシェルとかで失敗しそうで怖いので、la
等で見れるようにしておきます。
vi ~/.zshrc
alias l='exa --icons'
alias ll='exa --icons -l'
alias la='exa --icons -la'
dotfilesで管理する場合
preztoを利用するけどdotfiles管理もしたいという場合は、↓の記事が参考になります。