背景
デフォルトのWindowsのコマンドプロンプトなどのCLIがダサくてやる気が出ないので、それを変える時の自分用メモ。
個人的にはWSL2でUbuntuも使うのでそちらでもストレスなく使えるようなフォントや配色を選択した。
やること
フォントを変える
Cicaをインストールする。決め手は❯
などの記号や、絵文字を正しく表示できること。
https://github.com/miiton/Cica
もともとプログラミング用のフォントはMyricaが好きでよく使っていたが、CLI用途としては絵文字や記号も含めたより広い文字がサポートされていないとつらい面があるので、候補になるフォントは結構限られてくるかもしれない。
フォントの変更自体はウィンドウの上端を右クリックすると出てくるプロパティから変えられる(説明が雑)。
色を変える
色を変えるのに便利なツール(ColorTool)
コマンドプロンプトやPowershellなどには、残念ながらスタイルのプリセットをインポートしたりエクスポートしたりする機能はない。そもそもプリセットという概念がない。その状態では色を変えるのは至難の業なので、microsoft公式で用意してくれているツール(ColorTool)をダウンロードして使用する。
このColorToolはterminalというプロジェクトの一部なので、もし上のリンクが切れていたらREADMEのページから探したりすると良さそう。
ダウンロードしたColorToolの実行ファイルに引数を渡してテーマを変更する。
例えば下記コマンドのように引数にプリセットを渡してあげると色を変えることが可能。
2020/12/26時点で、schemes/solarized_light.itermcolors
はダウンロードしてきたときに付属している。
ColorTool.exe schemes/solarized_light.itermcolors
-d
オプションをつけることで、レジストリに書き込んでデフォルトの配色を変更することができる。
ColorTool.exe -d schemes/solarized_light.itermcolors
他の色がいい!(例えばMonokai)
我が家の宗派は先祖代々、配色唯一教Monokai宗なのでMonokaiしかない。他の色は教義に背くことになるので許せない……という人でもご安心ください。
ColorToolで読み込める.itermcolors
はもともとMacのターミナルアプリiTerm用の設定ファイルの拡張子であるので、ネットの海にはプリセットが沢山公開されている。Monokaiはメジャーな配色なので容易に見つけることができた。ありがたい。
https://github.com/mbadolato/iTerm2-Color-Schemes
https://github.com/deepsweet/Monokai-Soda-iTerm
ファイルを作成したら前述同様に-d
オプション付きでColorToolに読み込ませれば完了。
私の推しは**Monokai Vivid**です。
その他
あとはWSL2で動くUbuntuのデフォルトのシェルをzshに変更したりPreztoのテーマを適用してオシャンティにしたりもしたけどその辺はUbuntuの話になってしまうので今回の記事からは割愛する。