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JS直書きでGoogle DoodleのCanvasを録画してGifに

Last updated at Posted at 2019-10-31

導入

今日はハロウィンなので、GoogleのHPではまた新たなDoodleが更新しました。
今回のDoodleはハスキーオオカミがバスケをやっているのがあって、とても面白いと思って、つい録画しようと思いました。

Webp.net-gifmaker (2).gif

方法

DOM要素の調査

調査してわかったのは、このアニメーションはid="hpcanvas"というCanvasが出しているのがわかりました。

2019_年ハロウィン_🔊.png

キャプチャーを撮る

CanvasからGifに変換するライブラリーは多数ありますが、私がいくつか試したところ、Chrome Consoleでの操作がには適していないようで、いっそう直書きにしました。
動画とは静止画の連続なので、Canvasアニメをサンプリングして静止画のフレームをキャプチャーして、繋げていけば目的が達成できると考えていました。

今回はそんなに大量に作成しなくていいと思い、100ms間隔で100枚(10fps * 10s)キャプチャーを撮り、blob urlをリストに保存するよう作りました。

const array = []
let i = 0
const recorder = setInterval(() => {
  if (i < 100) {
    canvas.toBlob(blob => {
      array.push(window.URL.createObjectURL(blob));
    })
    i ++;
  } else {
    console.log(array);
    clearInterval(recorder);
  }
}, 100);

上記SnippetをChrome Consoleに流した瞬間、アニメーションのスタートボタンを押せば、録画が開始します。
録画が終ったとき、キャプチャーのURLリストが出力されます。

キャプチャーをダウンロード

今回は100枚のフレーム(キャプチャー)をローカルにダウンロードして、Gifとして繋ぎ直す予定でしたので、まずダウンロード用のダミー<a>タグを作ります。

const a = document.createElement("a");
a.style = "display: none";
document.body.appendChild(a);

そして、先ほどできたblob urlから、キャプチャーをダウンロードします。ブラウザが劇重いになりそうなので、一枚ダウンロードして100ms Sleepをさせています。
また、ファイル名を連番つけないと、後ほどいろいろ苦労しちゃうので、ちゃんと連番もつけます。

(async () => {
  let i = 0
  for (const url of array) {
    a.href = url;
    a.download = `google-${i}.png`;
    a.click();
    i ++;
    await new Promise(r => setTimeout(r, 100));
  }
})();

ダウンロード終えた時、ローカルに100枚のキャプチャーがあるはずです。
名称未設定フォルダ.png

Gifに変換

PNGをGifに繋ぐサービスは多数存在しますが、私は適当にこちらのサイトを使いました。
不要のフレームを削除して、サイトにアップロードします。先ほどサンプリングする際は100msごと一枚(10fps)でしたので、Animation speed100 milliseconds にすればいいです。

以上、今回のレポートでした。

参考

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