今更ですが、Windows10からWindows11にアップグレードした感想として、
1.右クリックメニュー(コンテキストメニュー)が簡略化された
2.Windows標準のメモ帳が重い
2点が気になりました。私なりの対処法を備忘録がてら記載します。
右クリックメニューが簡略化された
右クリックしたときに出るメニューを「コンテキストメニュー」と呼ばれ、右クリックする場所によって異なります。
何がメニュー表示されるかはアプリケーションが決定します。
以下はデスクトップ画面で右クリックをした場合の画像ですが、メニュー項目が減ってますね。
正直使いにくいので、旧仕様に戻します。
コマンドプロンプトで以下のコマンドを入力してください。
reg add "HKCU\Software\Classes\CLSID\{86ca1aa0-34aa-4e8b-a509-50c905bae2a2}\InProcServer32" /f /ve
実行したらそのままサインアウトして、再度サインイン後右クリックすると旧仕様になっているはずです。
好みはあるかと思いますが、大半の人は旧仕様の方がいいのでは?と感じます。特にbatファイル等を編集するとき「右クリック>編集」で私はエディタを開くので。
尚、元に戻したいときは追加したレジストリをそのまま削除してください。以下でも問題ありません。
reg delete "HKCU\Software\Classes\CLSID\{86ca1aa0-34aa-4e8b-a509-50c905bae2a2}\InProcServer32" /f
Windows標準のメモ帳が重い
本作業を行うと、コンテキストメニューの新規作成からテキストドキュメントを作成を表示されなくなるという副作用があります。
ある端末はすぐ開くが、ある端末は開くのに1分以上かかるなんてこともありました。いずれにしても旧メモ帳よりは動作が遅いようです。
そもそもあまりWindows標準のメモ帳を使うことが無いのですが、上記のように「右クリック>編集」で開いた場合はメモ帳で開くと思います。
旧仕様で特に問題が無いので、アプリをアンインストールしてしまえば解決です。
「設定(Windowsキー+I)>アプリ>インストールされているアプリ」からアンインストールしてください。
尚、再度インストールする場合は、Microsoft Storeからインストールできます。
最後に
コンテキストメニューが簡易化された意図はわかりませんが、個人的には使いにくかったです。こちらはレジストリ設定をして旧来に戻しても良いのではないかと思います。
メモ帳については、重いという症状が出ていないのであればアンインストールする必要はないかと思います。
最終的にはメモ帳も新バージョンへ移行していくものだと思うので、旧バージョンを使うメリットは徐々に減りつつあるかとおもいます。
余程の症状が出ない限り様子見をして、今後高速化と不具合対応に期待しましょう。