はじめに
この記事はいわゆる合格体験記です。
AWS認定資格でアソシエイトレベルと言われる3つの資格を取得しましたので、勉強方法を記事にします。
他の記事との違い
調べればたくさんの合格体験記を見ることができてありがたいですが、「AWS好きだぜ!」とか「AWS興味あるぜ!」という雰囲気を感じることが多かったです。
自分は好きでもなければ、興味があったわけでもないので、そんな奴がどんな方法で合格したのかという点で違いがあるのではないでしょうか!
各試験の概要
受験時の各試験の簡単な情報を記載しますので、詳細や現時点での情報はリンクからご確認ください。
SAA(AWS Certified Solutions Architect – Associate)
試験時間:130分
問題数 :65問
問題形式:択一選択問題、複数選択問題(正解を1つ選べと複数選べがありますよの意)
値段 :16,500円(税込)
Developer(AWS Certified Developer - Associate)
試験時間:130分
問題数 :65問
問題形式:択一選択問題、複数選択問題
値段 :16,500円(税込)
SysOps(AWS Certified SysOps Administrator - Associate)
試験時間:180分
問題数 :65問(55問+試験ラボ問題)
問題形式:択一選択問題、複数選択問題、試験ラボ問題(実技のイメージ)
値段 :16,500円(税込)
試験ラボ問題:提供された AWS アカウントの AWS マネジメントコンソールまたは AWS CLI で、特定のシナリオに必要なタスクを完了します。
受験者(私)に関して
レベル
タイトルにもありますが、「AWS??Amazonのクラウド?を使ったサービスでしょ知らんけど」という状態でした。
Webシステムに関しても、ネットワークに関しても全く分からず、インターネットに繋がるの概念すら怪しいレベルでした(実はインターネットに繋がるということは奥が深くてね...みたいなことではなくて)。
一応情報系の学校を卒業しているので、Paizaの問題がいくつかの言語で書ける、基本中の基本のIT語句ならまあ伝わるかなといった程度です。
動機
社会人をしているのですが、異動に際して必要になったため資格取得を目指しました(特筆することでもありませんが、義務の意識でした)。
勉強方法と勉強期間
取得順と勉強期間
SAA:1.5ヶ月 -> SysOps:1ヶ月 -> Developer:0.5ヶ月 の順で取得しました。
各試験と勉強方法
SAA
SAAは1度目は不合格で、2度目の合格でした。
1回目受験まで(0.75ヶ月)
書籍を中心に勉強しました。
まずAmazon Web Services 基礎からのネットワーク&サーバー構築 改訂3版を利用しました。こちらは実際にAWSサービスを構築してみるという目的で読み進めました。内容が構築手順だけでなく、ネットワークやWebシステムの解説もあったため、非常に勉強になりました。
次に徹底攻略 AWS認定 ソリューションアーキテクト – アソシエイト教科書を利用しました。こちらは黒本と言われるもので、これを読んでれば大体OKの位置付けらしいです。分からない語句だらけでしたが、とりあえず読み切る&章末問題で雰囲気を掴みました。
ここで1度試験を受けましたが、639点で不合格でした。(合格できる気が微塵もなく、そんなに取れるんだという感じでした)
2回目受験まで(0.75ヶ月)
問題集&書籍を中心に勉強しました。
問題集ではUdemyの【2022年版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)を利用しました。こちらは問題と答えのキーワードを紐づけて覚えることを目的に各模擬試験を2周しました。
書籍ではAWS認定資格試験テキスト AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト 改訂第2版を利用しました。こちらは各サービスの機能や特徴が黒本よりも分かりやすく書いてあり、問題集で初耳だったサービスはこの書籍でカバーしました。
問題集に飽きたら書籍、書籍は1日1章は読み切るといった感じでした。
2回目の試験は742点で合格しました。
SysOps
次はSysOpsを選択しました。理由としてはラボ問題の対策に時間がかかりそうだったからです。
問題集&公式ドキュメントを中心に勉強しました。
まずUdemyの【SOA-C02版】AWS 認定SysOpsアドミニストレーター アソシエイト模擬試験問題集(全4回分294問)を利用しました。こちらは問題と答えのキーワードを紐づけて覚えることを目的に各模擬試験を2週間で2周しました。
次にラボ問題対策として公式ドキュメントを利用しました。こちらで各サービスの実装方法を読んだり、実際に構築したりということをしました。
試験は743点で合格しました。ラボ問題がVPCとS3メインの問題で助かりました。
Developer
問題集中心に勉強しました。
UdemyのAWS 認定デベロッパー アソシエイト模擬試験問題集(5回分325問)を利用しました。こちらも問題と答えのキーワードを紐づけて覚えることを目的に各模擬試験を2週間で3周しました。たまに初耳のサービスで書籍に記載がなく、公式ドキュメントは読みづらいというものがありましたが、そちらはYouTubeで公開されているAWS Black Belt Online Seminarのサービス紹介を見ることでカバーしました。
試験は793点で合格しました。
まとめ
問題集中心の学習 に移行してからは全て合格することができました。「AWSの資格は暗記で取れる」と聞くことがありましたが、確かに合格だけを目指すなら、問題集を覚えるだけで十分だなと思いました。その点でUdemyの問題集は役に立ちました。Udemyは定期的にセールを行っているので、そのセール時に購入すると良いと思います。
またDeveloper(3つ目の試験)にたった2週間で合格できたのは、SAAとSysOpsの試験勉強が役に立ったからだと思います。SysOps(2つ目の試験)も1ヶ月の時間がありましたが、3週間目には合格できそうな気がしてたので、次々に取ろうとすると勉強時間は少なくできる と思います(美容院のついでで試験に行きたくて、その兼ね合いで1ヶ月後になりました)。
さいごに
初めての記事ということで、読みづらい部分も多かったかもしれませんが、ご覧いただきありがとうございました。
同じような境遇の方、そうでない方も含め、この記事が役に立ちますと幸いでございます。