Windows10 でネイティブ IPv6 接続時で不要なインターフェイスを無効化

#お約束
全て管理者権限で実行する事😏
パワーシェルでも実行は可能

IPv6 過渡期で IPv4 環境しか広域網への接続が出来なかった頃（執筆時点でもネイティブが少数だが）トンネリング技術として幾つか存在しているが、デュアルスタック（IPv4とIPv6が双方で広域網に接続）環境では、その変換が通信速度低下に繋がっている（事もある）。

Windows のシェルコマンド netsh で制御可能なので、無効化と状態参照のワンライナーを書き記しておく。

• Teredo
• ISATAP
• 6to4

この上記三つの仮想インターフェイスが Windows XP の頃から実装されていて条件が整うと各仮想インターフェイス経由で IPv6 の通信を開始する。
当然ネイティブでの通信が高速なのは当たり前（詳細は検索サイトからどうぞ）なので、無効化して高速な通信を確保する。

#Teredo インターフェイスの無効化

# netsh int ter set sta dis

#Teredo インターフェイスの状態確認

# netsh int ter sho sta

#ISATAP インターフェイスの無効化

# netsh int isa set sta dis

#ISATAP インターフェイスの状態確認

# netsh int isa sho sta

#6to4 インターフェイスの無効化

# netsh int 6to set sta dis

#6to4 インターフェイスの状態確認

# netsh int 6to sho sta

#おまけ
netsh のサブコマンドは頭三文字のみで省略可能

省略形	全文
int	interface
ter	teredo
sta	state
dis	disabled
sho	show
isa	isatap
6to	6to4

出典元