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1000円/年で証明書が買えたのでgitlabをssl化してみた

Last updated at Posted at 2019-01-10

ことのほったん

常時SSL化の時流でSafariが「このWebサイトは安全ではありません」と警告する。
「ボクはわるいGitLabじゃないよ」と言いたいけどSafariは聞く耳を持たない。かなしい。
ひっそりこっそり使っているので正直わざわざSSL化する必要性はあまりなかったけど、1000円/年でドメイン認証型SSL証明書を発行してもらえると知った。
.jpドメインを管理しているJPRSが発行しているらしいので多少安心感がある。(さくらインターネッツのことはよく知らない)

ということでGitLabのコミュニティ版をDV型SSL化した話。
状況は1

  • GitLab 10.6.4
  • Apache 2.4.7
  • JPRSのSSL証明書(をさくらインターネットで利用)

基本的な流れは

  1. opensslを使って.keyファイルと.csrファイルを作る
  2. さくらインターネットに申し込み[^CA]
  3. さくらイにSSL化したいドメインが自分のものだと示す
  4. CAから.crtファイルを受け取る
  5. 中間CA証明書をJPRSから拾ってくる(.pemファイル)
  6. 4と5で得た.crtと.pem、1で作った.keyをサーバの置いて認識させる
  7. Hello, 常時SSL\(^o^)/

1. opensslを使って.keyファイルと.csrファイルを作る

https://knowledge.digicert.com/ja/jp/solution/SO23384.html でも参考にして .keyファイルと .csrファイルを生成する。

2,3 さくらインターネットとあれこれ

さくらインターネットのページで、ドメイン認証型の申し込みページからアカウント作って支払いを済ませる。

「申請受け付けるよ」メールが来るので、メールにあるリンクから認識文字列の書かれた.txtファイルをダウンロードして、GitLabのドメイン下に置く。

4. CAから.crtファイルを受け取る

「JPRS SSLサーバ証明書発行のお知らせ」というメールが来るはずなので、そこにある「SSLサーバ証明書 ご利用開始までの手順」の通りにする。

5. JPRSのサイトから中間CA証明書を取得する

https://jprs.jp/pubcert/service/certificate/ から取得する。

6. ApacheとGitLabの設定

今回は、gitlab-ssl-apache24.conf を拾ってきて、

gitlab-ssl-apache24.conf
35  SSLCertificateFile /etc/httpd/ssl.crt/YOUR_SERVER_FQDN.crt
36  SSLCertificateKeyFile /etc/httpd/ssl.key/YOUR_SERVER_FQDN.key
37  SSLCACertificateFile /etc/httpd/ssl.crt/your-ca.cer

上の
35 に 4.で手に入れた.crtを指定
36 に 1.で作った.keyを指定
37 に 5.で拾ってきたJPRSの中間CA証明書を指定

gitlab.rb
external_url 'https://gitlab.hoge.jp/'

とhttpsを指定する。

参考

https://qiita.com/rocca0504/items/988cefb7bbc1b92d8118
https://docs.gitlab.com/omnibus/settings/ssl.html

  1. 元から別の独自ドメインを持っていてウェブサイトをApacheで垂れ流していたので、サブドメインにGitLabをリバースプロキシでアクセスさせていた。それは、gitlab-apache24.conf を拾ってきて適当に編集してApacheのconf-enabled/に入れて、適当なプラグインを有効にしてrestartさせればよかった。

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