はじめに
Chromebookを普段のメインマシンにし、WindowsデスクトップにはWindows上で開発をしたりするときだけChromeリモートデスクトップで入るという使い方をしています。
このとき不便に感じていたのが、ChromebookではWindowsキーを使えないことです。Ctrl+Escキーでスタートメニューを開くことはできますが、Win+D(デスクトップ表示)、Win+R(ファイル名を指定して実行)などよく使うショートカットが使えないのは非常に不便で効率が悪いです。
そこで、ChromebookのキーボードにWindowsキーを割り当てる方法をご紹介します。
Chromebookのキー配列
Chromebookのキー配列は各社異なりますが、私の使用しているHP Chromebook x360シリーズはSpaceキーの左隣に「英数」キーがあり、Acerなども同様のようです。様々なキー割り当てが可能ですが、Windowsキーの配列にも近いこの英数キーにWindowsキーを割り当てることにしましょう。
(https://jp.ext.hp.com/campaign/personal/notebooks/keyboard/ より引用)
設定方法
Chromebookリモートデスクトップの右側にあるメニューから [キーマッピングを設定] をクリックしてください。
次に、「マッピング元のキー」に「NonConvert」、「マッピング先のキー」に「MetaLeft」と入力し、完了ボタンを押してください。
これでChromebookの英数キーがWindowsキーとして動作するようになります。
うまくいかない場合は
こちらがキー割り当てで使うKeyCodeのリストが載っているページとなります。
https://www.w3.org/TR/DOM-Level-3-Events-code/#key-alphanumeric-functional
HP Chromebook x360シリーズの英数キーは当然「Eisu」かと思いきや、いくつか試すうちに「NonConvert」つまり無変換キーのKeyCodeが送られていることがわかりました。
ほかにも「Convert」、「Lang1」、「Lang2」など候補になりそうなKeyCodeがありますので、ご自身のChromebookのKeyCodeを色々試して割り当てていただければと思います。
(https://www.w3.org/TR/DOM-Level-3-Events-code/#key-alphanumeric-functional
より引用)