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RFIDアプリ開発の前に知りたかった5つの事

今年は、1からRFIDアプリの開発をする機会がありました。
RFIDタグは便利な半面、使用上気をつけなければいけない点が多数あります。
なので、最初からこれを知ってたらスムーズに開発できたなあと思う特性を忘れないよう書き記しておきます。
これからRFIDを活用したアプリを作成する人の助けになれたら嬉しいです。

 RFIDタグとは

遠隔で電波を使って読み取れるタグ。
RFIDの読み取り機を使って遠隔でタグの内容を読み込むことが出来ます。
一度に広範囲(数m程度)のタグを一気に読めるのが、QRコードなどと大きく違うメリットとなっています。
このメリットを生かして、倉庫の在庫管理や、GUなどで商品の自動精算に役立てられています。

1. 電波強度から距離を推定するのは困難

障害物による電波の反射などの影響で、距離と電波強度の関係は一定にはなりません。
直接遮るものがなくても、近くに壁があるだけで距離が遠くても電波が強くなる箇所が出てきまします。
角度によっても向きによっても強度が変わるので、距離を図るのにはかなり向いてないと言えます。

2. タグに向きがある

タグはアンテナなので、向きがあります。
強く読める読み取り方向と、弱くなってしまう読み取り方向があります。
使用時はどの方向から読まれるかわからないので、1の特性とあいまって読み取り距離の調整は非常に難しくなります。

3. 金属や人体と接着すると読むのが難しくなる

RFIDタグは、金属や水に弱いとよく言われています。
しかし実際には、金属の中にあっても問題なく読み取れたりします。
ただしRFIDタグが金属に触れているととたんに読めなくなります。
また、人体は水で出来ているのでタグが人体に触れていても読み取れなくなります。
これらに対応した専用のRFIDタグがあるようなので、必要があればそれらのタグを使うのが良いでしょう。

4. タグ同士が密着すると読み取りが難しくなる

3の状況よりも起きやすくやっかいな特性です。
2枚のタグが重なっていると、片方しか読めなかったり両方読めなかったりといった現象が起きます。
このせいでタグの貼り方を工夫する必要があります。

5. 大量のタグを一気に読むのは得意だが、特定のタグだけ読むのは難しい

今まで上げてきたものが原因で、読み取り範囲を指定することは困難です。
そのため、例えば大量にRFIDがある倉庫の中で眼の前のタグだけを読みたい、という用途には向いていないと言えます。
逆に大量のタグから、IDが分かっているタグを見つけ出すのは得意としている分野です。

終わりに

RFIDタグは便利な半面癖もあるので、上手な使い方をして欠点をカバーして利点を最大限活用できると良いですね。
スマブラ発売日のせいで記事公開がギリギリになってしまった...