dart アプリ/dart ライブライ用の pubspec.yaml を自動生成するためのパッケージ(specgen)を作成しました。
以下のページにインストールの方法がかかれています。
https://pub.dev/packages/specgen/install
specgen のインストール
specgen は、コマンドラインツールとしてインストールします。
dart pub global activate specgen
上記でインストールされますが、以下のフォルダにパスを通す必要があります(Windowsの場合)。
C:\Users\【WindowsユーザーID】\AppData\Local\Pub\Cache\bin
dart pub global deactivate specgen
dart pub global activate specgen
specgen の使用方法
pubspec.yaml
を生成したいフォルダに移動します。
そのフォルダ配下の bin lib test フォルダ内に dart のソースを入れておきます。(段階的にソースは増やしていけばいいです)
specgen と入力して ENTER を押します。
specgen
カレントフォルダに pubspec.yaml
が生成されます。
- bin lib test フォルダ内のソースが参照しているパッケージ名(以下の例では sys と text_serializer)が pubspec.yaml の依存関係に追加されます。
import 'dart:core';
import 'dart:io' as io;
import 'package:sys/sys.dart' as sys;
import 'package:text_serializer/text_serializer.dart' as ts;
- bin lib test フォルダのソースの import を追加・削除したら、再度 specgen を実行すれば依存関係が自動的に追加・削除されます。
ソースにまだ追加されていないパッケージを依存関係に追加するには以下のようにしてもかまいません。
IDE (IntelliJ Idea など) で編集している場合は、pubspec.yaml
にパッケージ名を追加しておいたほうが、コンプリーションが効いて便利です。
dart pub add <パッケージ名> ...
ソースに、import 文を追加した後は、specgen を再実行してもかまいません。
specgen に引数("1.0.0" など)を与えると、pubspec.yaml
内の version
がその値になります。
引数を与えないと pubspec.yaml に現在指定している version
が保持されます。
最後に
ちょっと、この記事では魅力が伝わらないかもしれないので、気が向いたらまた説明記事を書きます。