第4回と同じことを別のハードウェアで実行します。
インテルのNUC Essential Kit NUC11ATKPE BNUC11ATKPE000を使います。小型です。FANレスのようです(確認できていない)。
有線のLANはRealtekが実装されています。RFはインテルのM.2タイプが実装され、ストレージもM.2のソケットが用意されています。メモリはSO-DIMMです。
CPUはATOM系統のPentium Silver N6005で、4コアです。キャッシュが少ないですが、そこそこ高速2.00->3.29GHzです。
PCの環境です。メモリは入っていませんでした。メモリ用ソケットは二つあります。
SSD用M.2は一番短いタイプを利用していますが、長いタイプも利用できるようにねじは用意されています。しかし、今回のようにフラット・ケーブルを引き出すために、長いタイプは取り付けられないでしょう。
- メモリ12Gバイト
- M.2 SSD 256Gバイト
- Windows 10 Pro 21H2
NICの追加
追加でGigabit Desktop PCI-e 10/100/1000 Mbps Auto Negotiation Network Adapter (Intel 82574L / EXPI9301CT Chipset) NIC Single Copper RJ45 Port (Short Version)をつなぎます。PCIe x1です。TwinCATでは、インテル製のドライバの用意されたNICが必要です。
RFのカードがささっていたM.2からはカードを抜き、M.2 NGFF A/E Key to PCI-E Adapter Riser Card Extension Cable USB 2.0 Port で引き出しました。
フラット・ケーブルをケースの隙間から出します。
もろもろもインストール
Visual Studio Community 2022 17.3.3 desktopアプリだけをインストールするのは、第1回と同じ、TwinCAT3 Build 4024.32(2022年9月)も同じようにインストールしました。
第4回とまったく同じにプログラムを作りました。
同じように動きました。
デスクトップのCPUよりは、ソリューションを用意する場面などでもたもたしますが、今回のような簡単なプログラムでは、動きに差はありませんでした。