記事の概要
タイトル通りです.
FileMakerで開発をしていて,変数の設定や計算フィールドなど,何かと計算式を定義する場面が多くあると思います.そしてその計算式にフィールドを直接使用することも多々あると思います.
今回,計算フィールドの計算式に使用したフィールドが空欄だった場合の計算結果を検証してみたため,記事に残してみます.
ケース:計算フィールドの計算式にフィールドを使用した場合
以下のようなテーブル,フィールドを用意しました.
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テーブル名
test -
フィールド名(フィールドタイプ)(計算式)
F_1(数字)
F_2(数字)
calc_multi(計算)( = F_1 * F_2)
calc_add(計算) ( = F_1 + F_2)
このとき,二つのフィールドF_1,F_2の中身と対応する計算結果は下記の通り.
①二つとも空欄の時
この時は計算フィールドも空欄になるみたいです.
②片方が空欄の時
この時は,空欄のフィールドを0として扱い,計算結果が返るみたいです.
(おまけ)両方とも値が入っている時
両方とも値が入っているため,普通に計算結果が返ってきます.
終わりに
「空欄の場合は常に0扱い!」というわけではないようですね.場合によるみたいです.
ただ,「計算結果は場合による」みたいな状態にしておくとシステムに不具合が発生した時に原因を掴みづらいので,計算式に使うフィールドにはデフォルト値(0など)を設定しておくのが吉なんでしょうかね.
今回はかなり狭い範囲の検証に留まりましたが,本テーマに関する新しい情報を得たら追記しようと思います.