ECMAScript
JavaScriptはGoogleChromeやMicrosoftEdge等のブラウザ上で動作する言語。
世界中の人がJavaScriptを使用していて、好き勝手に機能を追加するわけにはいかないので、ECMAScriptと呼ばれるJavaScriptの標準仕様が定められた。
(ECMAとはEuropean Computer manufactureres Associatation:欧州電子計算機工業会の略)
JavaScriptの歴史
JavaScriptはNetscape社(現 Oracle社)によって開発。当時はLiveScriptと呼ばれていた。
Netscape社と提携を結んでいた Sun Microsystem社(現 Oracle社)が開発していたJavaが非常に人気だったため、LiveScriptはJavaScriptに名称変更。
その後、Microsoft社がJScriptという言語を開発し、IE(InternetExploer)に搭載しており、Netscape社のJavaScriptとは仕様が異なっていたことから、非常にややこしくなっていた。
そこで国際団体ECMAインターナショナルにJavaScriptの中核的な仕事の標準化を依頼し、誕生したのがECMAScriptという標準仕様。
ECMAScriptをベースとすることで互換性が向上した
現在は年に一回ECMAScriptが更新されるようになっている
ECMAScriptの通称
かつては、改訂するたびにEC2,EC3,...と読んでいましたが、
2015年に標準仕様は年に一回更新すると決まってから、
EC2015(EC6),EC2016(EC7)と西暦をつけた呼び方が一般化
モダンJavaScriptへの転換機
近代JavaScriptの転換期となるのが、
EC2015(EC6)です。
React等のモダンJavaScript開発でも必須な文法や機能が追加された
- let,constを用いた変数宣言
- アローファンクション
- Class構文
- 分割代入
- テンプレート文字列
- スプレッド構文
- Promise
など...