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ネットワーク上で場所を特定する仕組み

Last updated at Posted at 2022-08-12

IPアドレスとは

インターネット上で、サーバーやネットワーク、パソコンなどのホスト(端末)を識別する住所のようなものをIPアドレスという。
Webサイトを見るときや、データの送受信をするときに使う。
IPv4の場合、4つに区切られた10進数(最大値:255)で表される。ex)10.210.32.40
IPアドレスはネットワークに接続している限りホスト(スマートフォン・パソコン)1台につき最低1つのIPアドレスが必要。
個人で使うようなものは、IPアドレスが流動的に割り当てられるのに対し、
サーバーは固定しておかないと、ユーザーがアクセスできなくなってしまうので固定する

AWSでは「Elastic IP」というIPアドレスが用意されており、変動の大きいクラウド上のサーバーであっても、固定のIPアドレスでアクセスできるようになっている

IPv4からIPv6への移行

IPv4はIPアドレスが約43億個しかなく足りなくなってきたため、
現在はIPv6への移行が推奨されている。IPv6は8区切りの16進数で表されるため約340潤個使用できる。(潤は10の36乗)

プライベートIPアドレスとグローバルIPアドレス

グルーバルIPアドレス

IPアドレスはプライベートIPアドレスとグローバルIPアドレスがある
インターネット上で使われているのは、グローバルIPアドレスで、世界中のどれとも重複することはないため、どのホスト(端末)であるか確実に特定できる。

プライベートIPアドレス

社内LANや家庭内LANの中で使われるIPアドレス
インターネット上でグローバルIPアドレスが必要ですが、グローバルIPアドレスは数に限りがあり、全世界のパソコン1台1台に割り当てるわけにはいかない。そこで、家庭や会社などの大きな単位にグローバルIPアドレスを割り当て、さらにそのしたのパソコンに家庭や会社の中だけで通用するIPアドレスを割り当てる。
これがプライベートIPアドレスという。

DNSとドメイン

本来、Webサイトにアクセスしたいときは、Webブラウザに該当のWebサーバーのIPアドレスを入力して、Webページを取得するわけですが、実際にそのようにしている人はいない。
Webブラウザに入力しているのはIPアドレスでなくURLである。これにはDNSという仕組みが大きく関わっている。
DNAとは・・・URLに含まれる名前に対応するIPアドレスのサーバーを教える仕組みのこと。
閲覧者はURLでアクセスしてるつもりでも、実際はDNSが裏でドメインと呼ばれる名前に対応しているIPアドレスを調べてサーバーにアクセスしている。これによってURLだけでサーバーにたどり着ける。AWSではRoute 53がこれに当たる。

DHCPとは

家庭や社内のプライベートIPアドレスはDHCPという仕組みによって、各ホストに割り振られる。
DHCPによって割り振られるIPアドレスには有効期限があり、期限が過ぎると振り直される。

ホスト名、ドメイン名、FQDN、URL

ホスト(端末)にはIPアドレスが振られているが、
IPアドレスはどのネットワークに所属しているかを指すネットワーク部どのホスト(端末)であるかを指すホスト部で構成されている。
URLでも同様である。
〇〇.jp / △△.com のようなドメイン名と、www / ftp ホスト名で構成されている
ホスト名とドメイン名を繋げた名称をFQDNという
例えば、okayama.jpという組織で運用されているwwwという名前のサーバーは「www.okayama.jp」である
URLはFQDNにさらにファイル名をつけて記述した書式です。
「www.okayama.jp」にある「index.html」ファイルであれば、「www.okayama.jp/index.html」と表記する
先頭の「http://」はプロトコルといい、通信における約束事のことを指す。

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