RDSで使用できるデータベースエンジン
RDSでは、AWSオリジナルのAmazon Auroraに加えて、PostgreSQL,My SQL,MariaDB,Oracle Database,SQL Serverの6種類のデータベースエンジン(DBMS)を使用できる。
オンプレミスからAWSへの以降もスムーズに移行できる。
対応しているDBMSの一覧
DBMS(提供元) | 内容 |
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Amazon Aurora(Amazon) | MySQLおよびPostgreSQLと互換性のあるAWSオリジナルのリレーショナルデータベース。 |
PostgreSQL(PostgreSQL Global Development Group) | 1970年台に開発されたIngresというデータベースを祖先とするオープンソースのデータベース。My SQLと同様にプログシステムからショッピングサイトまで幅広く使われている。 |
MySQL(Oracle) | スウェーデンのMySQL ABによって開発されたデータベースシステム。サンマイクロシステムズ(Oracle)に買収された。小規模のシステムからショッピングサイトなどの大きなシステムまで、幅広く利用でき、オープンソースのRDBMSとして品気が高い。 |
MariaDB(Monty Program Ab) | MySQLの開発者がスピンアウトして開発。昨日はほぼMySQLと同じだが、ライセンスはGPLと異なる。 |
Oracle Database(Oracle) | 小規模なシステムからエンタープライズまで幅広く対応する。WindowsでもLinuxでも動作する。 |
Microsoft SQL Server(Microsoft) | 小規模なシステムからエンタープライズまで幅広く対応する。以前はWindows Server用のソフトウェアであったが現在はLinuxでの動作する。 |
Amazon Auroraとは
Amazon AuroraはMySQLおよびPostgreSQLと互換性のあるAWSオリジナルのリレーショナルデータベース。料金は高いが、堅牢でハイパフォーマンス。互換性があるため、オンプレミス環境用のMySQLやPostgreSQLからの標準的なインポートツールやスナップショットを使用しての移行ができるのはもちろんのこと、SQLをそのまま使用でき、コード、アプリケーション、ドライバー、ツールなどプログラムやソフトウェア側の調整が必要ない。
またAWS用に設計されているため、標準的なMySQLやPostgreSQLのデータベースと比べて高速。
AWSでMySQLを使用する場合、
EC2にインストールする方法、RDSを使用する方法、RDSのAmazonAuroraを使用する方法の3つがある。DBMSに変更がなく、高パフォーマンスを求める時はAmazon Auroraを使用する方法が便利。