ubuntuでmacのキーボードを使いたい
今回行ったのは以下の2つ。最善かはわからないのですが、できたので記録しています。
- スペースキー両隣の、英数、かなを機能させる
- 左のcommandにcontrolの役割をもたせる
#参考
こちらの2つの記事読めばできます。(2021/7/25現在)
UbuntuでMacキーボード 英数・かなキーを使う
https://atori.xyz/archives/157
Xmodmap でお好みのキーバインド
https://bearmini.hatenablog.com/entry/2013/07/12/161637
#環境
キーボード:Mac用日本語配列
ubuntu:18.04
#キーボード配列の設定(必要か謎)
以下コマンド実行。
sudo dpkg-reconfigure keyboard-configuration
- MacBook/Macbook Pro(intl.)
- 日本語
- 日本語
- キーボード配列のデフォルト
- コンポーズキーなし
- いいえ
#Xmodmapファイルの変更
以下コマンド実行。
xmodmap -pke > ~/.Xmodmap
キーのいろんな設定ができるファイルと認識しています。(雑)
ファイルを開いて編集。
vim ~/.Xmodmap
以下のkeycodeの箇所を書き換え。
先頭に!でコメントアウトできます。
!comment out
keycode 130 = Hiragana
keycode 131 = Zenkaku_Hankaku
keycode 133 = Control_L
以下実行。
xmodmap
実行結果例
xmodmap: up to 4 keys per modifier, (keycodes in parentheses):
shift Shift_L (0x32), Shift_R (0x3e)
lock Caps_Lock (0x42)
control Control_L (0x25), Control_R (0x69)
mod1 Alt_L (0x40), Alt_R (0x6c), Meta_L (0xcd)
mod2 Num_Lock (0x4d)
mod3
mod4 Super_L (0x85), Super_R (0x86), Super_L (0xce), Hyper_L (0xcf)
mod5 ISO_Level3_Shift (0x5c), Mode_switch (0xcb)
ctl+cのように、何かと組み合わせて使うキーは、モディファイアキーというモディファイアキーの設定を変更するには、一旦このグループから抜かないといけない。
左のcommandは113番(16進数で0x85)なので、上記の場合はmod4からSuper_L (0x85)を削除する。また、controlとして機能させたいので、controlに追加する。ただ、先程
keycode 133 = Control_L
と追記したので、Super_L (0x85)は Control_L(0x85)になる。そのため、下記を.Xmodmapに追記(おそらく下の方に書くべき)
remove mod4 = Super_L
remove mod4 = Control_L
add control = Control_L
下記コマンド実行
xmodmap ~/.Xmodmap
#キー設定変更
右上の「あ」とか「A」とかになるところをクリック→ツール→プロパティ→キー設定 キー設定の選択 編集をクリック
入力キーの列が EisuもしくはHiraganaになっているエントリーがあれば削除する。
新たに以下のエントリーを追加
モード 入力キー コマンド
直接入力 Hiragana IMEを有効化
変換前入力中 Eisu IMEを無効化
入力文字なし Eisu IMEを無効化
入力文字なし Hiragana IMEを有効化
モード | 入力キー | コマンド |
---|---|---|
直接入力 | Hiragana | IMEを有効化 |
変換前入力中 | Eisu | IMEを無効化 |
入力文字なし | Eisu | IMEを無効化 |
入力文字なし | Hiragana | IMEを有効化 |