PGスタイルシリーズ：共通化の妙

「関数化=共通化」ではない

• 引数のない関数
• フラグを受け取り関数内で分岐している関数

これらは関数化の効果を半減させているかもしれない！

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共通化より部品化

• 小さい部品の組み合わせで大きな部品を作る
• 最も大きな部品がイベントハンドラやリクエストハンドラ、main関数

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分岐への対処

• 同じ条件分岐がたくさん現れたら作りのまずさを疑うべき
• フラグによる分岐はなるべく最も大きな部品の根元で解決する

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関数内での分岐

• せいぜい１～２個の分岐で済ませる
  　（それ以上になるときは更に関数を分離できないか、と考える）

※２個の独立した分岐があったとして、組み合わせは４つ。３個だと・・・？
　→分岐は怖い！

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具体例：メニュー操作

void OnMenuClick(MenuKind kind)
{
    switch (kind)
    {
        case MenuKind.Add:
            // 何かの処理・・・
            DbOperation(kind);
            break;
        case MenuKind.Edit:
            // 何かの処理・・・
            DbOperation(kind);
            break;
        case MenuKind.Delete:
            // 何かの処理・・・
            DbOperation(kind);
            break;
        default:
            throw new NotImplementedException();
    }
}

void DbOperation(MenuKind kind)
{
    switch (kind)
    {
        ...
    }
}

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具体例：メニュー操作、改善

void OnMenuClick(MenuKind kind)
{
    switch (kind)
    {
        case MenuKind.Add:
            // 何かの処理・・・
            InsertDb();
            break;
        case MenuKind.Edit:
            // 何かの処理・・・
            UpdateDb();
            break;
        case MenuKind.Delete:
            // 何かの処理・・・
            DeleteDb();
            break;
        default:
            throw new NotImplementedException();
    }
}

void InsertDb()
{
    ...
}
...

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心がけ（コツ）

感覚的な話ではあるが・・・

• 部品化が目的の関数に処理の流れを持ち込まない
• 処理の流れは根元の関数に書く