Qiitaのテーブルについて、試した結果をまとめた。
テーブルの入力ってめんどくさいけど、みんな手入力してるのかな。
そもそも、あんまり使ってない人が多いのかも。
#構造
|a |b |c |
|---|---|---|
|1 |2 |3 |
|4 |5 |6 |
- 1行目: ヘッダを表示する行。ここでは「 ヘッダ行 」と呼ぶ。
- 2行目: 列ごとのアラインメントを設定する行。ここでは「 アラインメント行 」と呼ぶ。
- 3行目以降: データを表示する行。ここでは「 データ行 」と呼ぶ。好きなだけ追加可能。
テーブルの前には、空白行が必要。
上のMarkdownは、下のようなテーブルとして表示される。
a | b | c |
---|---|---|
1 | 2 | 3 |
4 | 5 | 6 |
セルの両端の空白は削除される。
セル同士の結合は不可。
ヘッダ行
主に、列の名前を表示する。
文字列は全て太字で表示される。
ヘッダ行の列数によって、テーブルの列数が決まる。
アラインメント行
「左寄せ」「右寄せ」「センタリング」を設定する。
列ごとの設定であり、セルごとにアラインメントを設定することは不可能。
テーブルには表示されない。
- 左寄せ
---
(または:--
) - 右寄せ
--:
- センタリング
:-:
最低3文字必要。ハイフンはいくらでも延ばしてよい。
使用可能な文字は「:」「-」の2種のみである。(削除されるが、前後に空白も可能)
他の文字が混入していた場合、テーブルと認識されない。
ただし、テーブルに表示されていない列であれば好きに書いてよい。
アラインメント行の列数は、ヘッダ行の列数以上必要。
それ未満の場合、テーブルとして認識されない。
多ければ表示が省略される。
データ行
各セルの値を表示する。
何行でも、何列でも追加可能。
1つ以上の列があれば、データ行と見なされる。
多ければ表示が省略される。
テーブルの大きさ
テーブルの列数は、ヘッダ行の列数と同一である。
また、同数以上のアラインメント行の列も必要である。
データ行はテーブルの列数に影響を与えない。
データ行の列数は、少なければ空のセルが挿入され、多ければ省略される。
テーブルの行数は、アラインメント行が表示されない為、Markdownの行数-1となる。
|a |b |c |
|---|---|---|---|---|---|表示が省略されている列であれば、アラインメント行は好きに書いてよい。|
|
|
|1 |2 |3 |4 |5 |6 |ヘッダ行が3列なので、4列目からは表示されない。|
|a |b |c |
|---|---|---|---|---|---|表示が省略されている列であれば、好きに書いてよい。|
|
|
|1 |2 |3 |4 |5 |6 |ヘッダ行が3列なので、4列目からは表示されない。|
#最小の構成
x|
---
x|
最小のテーブルは上のようなものである。
両端の「|」は省略可能である。
x|x
---|---
x|x
x | x |
---|---|
x | x |
#他のMarkdownとの併用
テーブル内部でも、1行で終わるMarkdownであれば使用可能。
太字・斜体は通常は前に空白が必要だが、左端では不要。
また、ヘッダ行の先頭に「>」を置くと、テーブル全体が引用となる。
|`code` |*italic* |
|----------|--------------------------|
|**bold** |***bold italic*** |
|$ \omega $|[Qiita](http://qiita.com)||
code |
italic |
---|---|
bold | bold italic |
$ \omega $ | Qiita |