724
541

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

git tagの使い方まとめ

Last updated at Posted at 2016-05-16

tagの作成、確認、共有の手順メモ。
ドキュメントに細かく書いてあるが、日常的に使うものだけを抜粋した。

tagの作成

大前提として、tagは特定のコミットに対して付与される。
つまり、コミットを指定せずにtagをつけた場合は、現在のブランチの最新のコミットに対して付与される。

コメント(注釈)付きの場合

git tag -a タグ -m 'タグのコメント'

例) git tag -a v1.4 -m 'my version 1.4'

-m を省略して実行するとエディタが立ち上がるので、そこで編集することも可能。
タグ付けした人の情報・日時・コメントも格納される。

コメント(注釈)なしの場合

git tag タグ

例) git tag v1.4

コメント付きの場合と違い、タグに関する情報は格納されない

後からtagをつける場合

git tag -a タグ -m 'コメント' コミット

例) git tag -a v1.2 -m 'version 1.2' 9fceb02
tagを打ち忘れた場合でも大丈夫。
コミットを指定してtagを打てばいい。

tagの共有

git push origin タグ名

例) git push origin v1.5

tagは作成しただけではリモートには反映されないのでpushしてやる必要がある。

tagの確認

一覧の表示

git tag

tagのリストがアルファベット順に表示される。

git tag -l 'v1.4.2.*'

のように、パターンマッチで検索することも出来る。

特定のtagを確認

git show タグ名

例) git show v1.4

注釈なしで登録された場合は
・commit
・Merge
・Author: コミットを行った人
・Date: コミットが行われた日時
の情報が、

注釈ありで登録された場合は
・タグ付けした人の情報
・タグをつけた日時
・注釈メッセージ
が追加で表示される。

タグの削除

まだpushしていないtagの場合

git tag -d タグ名

で削除可能。

既にpushしたtagの場合

既にpushしたtagは原則削除してはならない。
どうしても削除したい場合は、別途下記を読んだ上で対応するのがよい。
【git tag】プッシュしたtag名を削除・変更してはいけない理由〜manコマンドで読めるgitメンテナの怒り〜

参考書籍

GitHub実践入門
弊社での新卒エンジニア向け課題図書になった。
必要なコマンドを随時調べるのも良いけど、最初に一通り理解して置くとスムーズにいく。

724
541
1

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
724
541

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?