日本語入力できなくなったときにIMEを再起動する
Windows10を使っていて日本語入力が突然できなくなった時にIMEを再起動したらあっさり解決したので、備忘録として残しておくことに。
おそらく、Windows自体を再起動すれば解決すると思うが、PC再起動したくない場合などの解決法として有用かも。
具体的にやることはIMEのプロセスをkillして、プロセスを再度実行するだけの簡単な話。
IMEを再起動する方法
まず、PowerShellかコマンドプロンプトを開いて、稼働しているIMEのプロセスを探します。
IMEのプロセスはctfmon.exe
という名前なので、これをtasklist
という稼働中のプロセスの一覧を表示するコマンド(UNIX系だとps
コマンドに相当)を使って探します。
コマンドの説明をすると/fi
オプションは、結果をフィルタリングするオプション(UNIX系でのgrep
のようなもの)です。
"imagename eq ctfmon.exe"
の部分はctfmon.exeという名前のイメージ(プロセス)と一致するという抽出条件を意味してます。
tasklist
の使い方はLinuxのpsコマンドみたいなWindowsのコマンドが参考になりました。
# ctfmon.exeのプロセスを探し出す
tasklist /fi "imagename eq ctfmon.exe"
<# 出力例
イメージ名 PID セッション名 セッション# メモリ使用量
========================= ======== ================ =========== ============
ctfmon.exe 21532 Console 1 105,616 K
#>
次にプロセスをtaskkill
コマンドで強制終了させます。
この例だとPIDは21532なので、/pid
オプションを使って次のようにkillします。
※プロセスをkillするには管理者権限が必要です。
# ctfmon.exeをkillする
taskkill /pid 21532
最後にプロセスを再度実行します。
# ctfmon.exeプロセスを起動してIMEを再起動
ctfmon.exe
これで日本語入力できるようになるはず。
(これでダメだったらPCを再起動するしかないか。)