874
845

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

Visual Studio CodeでSSHごしにファイルを編集する

Last updated at Posted at 2018-11-23

以下の内容はすでに古くなっています。いまから利用するのであれば Visual Studio Code Remote Development SSH を利用するのが正道です。ただ、この方法はポートフォワードが有効でないと使えないため、ポートフォワードが無効なサーバーでは以下の方法はいまだに有効です。

はじめに

Visual Studio Codeはリモートにあるファイルをあたかも手元に存在するかのように編集することが可能です。これによりEmacsやVimに慣れてなくともSSHごしにファイルを編集できます。また、Visual Studio Codeの優秀な補完機能の恩恵に預かることもできます。

SSH FSをインストールする

このSSH FSはFuseを用いたSSHFSではなく、Visual Studio CodeのプラグインとしてのSSH FSです。SSHとFSの間にスペースが入ります。まずは、「SSH FS」で機能拡張を検索してインストールします。

Screenshot from 2018-11-23 15-20-24.png

インストールするとリロードを促されるので、リロードします。

Screenshot from 2018-11-23 15-20-36.png

また、Windowsの場合にはPuttyも必要ですので、インストールしておきます。(スクリーンショットはUbuntu 18.10です)

接続情報を設定する

インストールが完了するとファイル一覧のでるペインの一番下に「SSH FILE SYSTEMS」というものが現れているので、これを開き何もないところで右クリックして「Create a SSH FS Configuration」を選択します。

Screenshot from 2018-11-23 15-21-20.png

接続先の名前を聞かれるのでわかりやすい名前をつけてあげます。

Screenshot from 2018-11-23 15-21-50.png

するとデフォルトの設定値が入ったファイルが生成されます。

Screenshot from 2018-11-23 15-22-39.png

ここから必要な情報に書き換えていきます。「label」は左のリストに表示されるときの名前なので適当にわかりやすいものをつけます。「root」は接続したときのトップディレクトリになります。「host」やその他の項目は接続情報なので、普通にsshをするときと同じように設定すればよいのですが、パスワードをファイルに書きたくないときには「true」を設定しておくことで接続時にパスワードを聞いてくるようになります。

Screenshot from 2018-11-23 15-23-11.png

設定を保存すると左下の「SSH FILE SYSTEMS」に接続先が現れているので、ここを右クリックして「Connect as Workspace folder」を選択します。

Screenshot from 2018-11-23 16-01-41.png

するとパスワードを聞いてくるので、パスワードを入力して接続します。

Screenshot from 2018-11-23 15-23-23.png

接続されると「SSH FILE SYSTEMS」の表示が緑になり、ファイル一覧のところに接続先のファイルリストが出てきます。

Screenshot from 2018-11-23 15-23-45.png

公開鍵認証を用いる場合

公開鍵認証を用いる場合には「password」の代わりに「privateKeyPath」を指定します。同時に、秘密鍵のパスフレーズは「passphrase」に設定します。ここでも「true」にしておくことで、接続時に聞かれるようになります。

Screenshot from 2018-11-23 15-26-07.png

874
845
9

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
874
845

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?