Mac でも C# 開発が可能な高機能エディタ**「Visual Studio Code」**を使ってみます。
今回は初心者向けに、インストールからお決まりの「Hello World!」を出力するアプリケーションを作成するところまでやってみたいと思います。
動作環境
- Mac OS X 10.14.3
- .NET Core SDK 2.2.104
- Visual Studio Code 1.31.1
.NET Core SDK のインストール
.NET Core SDK をインストール
「.NET Core SDK」のインストーラーに従ってインストールしてください。
.NET Core SDK ダウンロードサイト
https://www.microsoft.com/net/download
#### 「Hello World」アプリケーションを作成する これで .NET Core アプリケーションを作成する準備ができましたので、「Hello World」アプリケーションを作成します。
ターミナルを開いて、以下のコマンドを実行してください。
$ dotnet new console -o myApp
$ cd myApp
成功するとプロジェクトフォルダが生成されます。
それでは「Hello World」アプリケーションを実行します。
$ dotnet run
成功すると「Hello World!」と出力されます。
#### Visual Studio Code をインストール 「Visual Studio Code」をダウンロードしてください。
Visual Studio Code ダウンロードサイト
https://code.visualstudio.com/Download
- 「Visual Studio Code」を起動します。
- メニューから「ファイル(File)」>「開く(Open)」を選択し、先ほど作成した「myApp」フォルダを開きます。
- メニューから「表示(View)」>「デバッグ(Debug)」を選択し、デバッグ表示に切り替えます。(ショートカットキー:Command + Shift + D)
- 「デバッグを開始(Start Debugging)」ボタンを押してデバッグ実行します。(ショートカットキー:F5)
- メニューから「表示(View)」>「デバッグコンソールの切り替え(Debug Console)」を選択し、出力内容を確認します。(ショートカットキー:Command + Shift + Y)
- ビルド実行が成功していればデバッグコンソールに「Hello World!」と出力されます。
まとめ
Visual Studio Code は本家の Visual Studio とは違って、IDE ではなくテキストエディタです。
Visual Studio に慣れていると、最初は戸惑うところもあるかもしれません。
しかし Visual Studio Code にも強みがあります。
- クロスプラットフォーム(Windows、Mac、Linuxで動作する)
- オープンソース( https://github.com/Microsoft/vscode )
- 開発速度が速い(毎月リリース)
- 動作が軽量/高速
- 拡張機能が豊富
もう少し詳しく知りたい人は、アットマークITの記事を読むと良いと思います。
アットマークIT>Visual Studio Codeの使い方、基本の「キ」
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1507/10/news028.html