初心者向けCloudTrail入門(コンソールログイン編)
1. CloudTrailとは
- AWSアカウントの活動記録サービス
- 誰が、いつ、何をしたかの情報保存
2. CloudTrailの主な機能
- すべてのAWS操作の記録
- API呼び出しの追跡
- コンソールログインの監視
3. コンソールログインの記録
- イベント名:「ConsoleLogin」
- 成功・失敗両方のログイン試行を記録
- ユーザータイプ別の記録場所:
- ルートユーザー:us-east-1
- IAMユーザー
- シドニー(ap-southeast-2)
- オハイオ(us-east-2)
- ストックホルム(eu-north-1)
のいずれか
- IAM Identity Centerユーザー:IICを有効化したリージョンで作成される
- 東京リージョンで有効化すれば東京リージョンのCloudTrailの証跡に記録される
4. ログに含まれる主な情報
- ログイン時刻
- ユーザー識別情報
- ログイン元IPアドレス
- ログイン結果(成功/失敗)
- MFA使用有無
- etc...
5. CloudTrailの重要性
- セキュリティ強化:不審なアクセスの検出
- コンプライアンス対応:活動の詳細な記録
- トラブルシューティング:問題の迅速な特定と解決
6. 初心者向けCloudTrail活用
- すべてのリージョンでCloudTrail有効化
- 定期的なログ確認の習慣化
- 重要な変更に対するアラート設定
- EventBridgeなどで、コンソールログインの検知(rootユーザー等)
まとめ
- コンソールログイン監査で不正アクセスを早期発見
- 適切な設定と定期的な確認が重要
- コンソールログインの証跡が見つからない時はリージョンを変えて探してみましょう