#【Rails Gem】 Rubocopの除外設定
Rubocopのデフォルトのアラートを一部無効にする設定を行ったので、
そのときの手順をまとめます。
目次
動作環境
OS : macOS Mojave 10.14.6
ruby : 2.6.5
rails : 5.2.4
rubocop-0.82.0 : global(開発用PC)にインストールしています
やりたいこと
rubocopによる自動フォーマットを利用していますが以下の理由によりアラート・自動整形のデフォルト設定を変更します。
-
missing top-level class documentation comment
という
アラートが何度も出るため、このアラートをオフにすること.
2.frozen_string_literal: true
が全てのファイルの先頭に記載されるため、
この設定をオフにすること.
手順
Rubocopのインストール手順は省略します。
.rubocop.ymlの作成
.rubocop.ymlをユーザのホームディレクトリに作成します.
$ pwd
/Users/xxxx
$ touch .rubocop.yml
.rubocop.ymlの編集
viで.rubocop.ymlを開きます。
$ vi .rubocop.yml
missing top-level class documentation commentの除外設定
そして以下のコードを追加します。
#追加
Documentation:
Enabled: false
frozen_string_literal: trueが付かないようにする
またfrozen_string_literal: true
には以下のコードを追加します.
#追加
Style/FrozenStringLiteralComment:
Enabled: false
*補足
Ruby3.0では文字列は変更不可(イミュータブル)な文字列に移行する計画があります。
ただRuby2.2では文字列のデフォルトが変更可(ミュータブル)のため、
Ruby3.0への移行を支援するため、frozen_string_literal: true
をつけることで文字列をイミュータブルにすることができるようです。
詳細はこちらの記事になります。
https://qiita.com/gipcompany/items/256a36ac727025f8f525
最後に.rubocop.ymlを保存して終了し、VS codeを再起動して確認します。
Style/FrozenStringLiteralComment:
Enabled: false
Documentation:
Enabled: false