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はじめに

弊社というか私自身、kintoneがサービスインした頃(2011年)から、色々と触りながらコンサルティング&開発をしてきました。

気が付けば10年ほどになりますが、今まで、しこたま失敗しながら、kintoneでの開発を進めてきて、試行錯誤の結果、ここ数年である程度、効率的かつ安定的な開発の考え方と、それを支える開発環境とが固まってきて、弊社なりのベストプラクティスが構築できてきました。

これらは、もちろん弊社の開発ノウハウではあるのですが、公開&共有することで、kintoneでの開発をすることの敷居を下げて、たくさんのSIerさんに参入してきてほしいなと思っておりますし、コードを書く楽しさを味わっていただく方も増えていただければと思います!

ノーコード開発やローコード開発が大きく注目され、世の中がその方向に進んでいる中で、全くの逆行ではありますが、GAMENIの思想と環境を使うことで、通常のシステム開発のように、素早くかつ安定的に実装することができるようになります。

過去の記事はコチラ

GAMENIのソース

**Github**からご利用ください。
と言いつつ、まだキレイに整理できていないので、ちゃんと使える状態にはなっていません。
(近いうちにそこそこのレベルには持っていきます…。)

GAMENIが提供できること

  • TypeScriptで開発できます。
  • 開発環境と本番環境などを設けながらの開発手法が盛り込まれています。
  • 開発環境 → 本番環境などへのデプロイができます。
    • ginueを使わせてもらっています。
  • kintoneへのJavaScriptの配置をプログラマブルに行うことができます。
  • Jestを使ったテストを流すことができます。
  • エラーログ出力
  • kintone向けのutility系関数群の提供
    • 数値のカンマ区切り、端数計算など

GAMENIは、kintoneでカスタマイズ開発を効率的かつ安全に実施するためのToolKitのような側面は多分にあるのですが、kintoneカスタマイズをする上での思想というか、どのような構成でkintoneアプリ群を構築するとよいか、カスタマイズをするときのプログラムの書き方のベストプラクティス等、kintoneカスタマイズの開発フレームワークとしての役割を担いたいと思っています。

GAMENI の今後

2022年春頃をメドに、ちゃんとした版(1.0.0??)をリリースできるように開発を進めていきたいと思います。

しばらくはコアメンバーで開発を進めていくことになるかと思いますが、折を見ていろいろな方からの意見やアイデアも織り込みながら、継続的なブラッシュアップができるように、取り組んでいきたいと思いますので、ぜひIssueやプルリク貰えると大変嬉しいです!

また、開発環境の提供だけによらず、開発手法の勉強会や開発者同士のコミュニティ作りもできればと思っていますので、たくさんの方にかかわっていただきつつ、GAMENIが育ってくれるといいなと考えています!

ちなみに…

開発コードネームの「GAMENI」とは、福岡の郷土料理の「がめ煮」から取りました。
publicdomainq-0029840.jpg
↑ こういうやつです。「筑前煮」とも言いますかね。

たいした意味はないのですが、私が福岡出身&在住ということと、今回の開発環境ツールが色んなツールがこちゃまぜになったようなものなので、ちょうどいい(?)かと思って、開発コードネームにしちゃいました笑

スペシャルサンクス

長井さん(@akvabit)、石際さん(@moji0112)、三宅さん(@tomo63ko)のおかげで前に進める勇気が出てきています!感謝!!
若干、巻き込まれ事故感に溢れていますが笑、引き続きよろしくお願いしますmm

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