はじめに
この記事は「kintone Advent Calendar 2022」の20日目の記事です!
データを貯めたり、データに関わるコミュニケーションとしてkintoneを使いつつも、社内のコミュニケーションとしてLINE WORKSを使っているという方は結構いるのではないのでしょうか??
LINE WORKSに2024年6月頃に追加になった「Incoming Webhook アプリ(概要)」を使い、iPaaSと連携することで、比較的容易にノーコードでLINE WORKSのトークルームに通知を飛ばすこそが出来ます!!
今回のシナリオ
kintoneに作った「入金登録アプリ」にレコードを追加したら、LINE WORKSのトークルームに通知を投稿する
今回使ったアーキテクチャ
- kintone
- zapier
- LINE WORKSとIncoming Webhook アプリ(詳細)
処理イメージ
やったこと
kintoneでの設定
- zapierから接続するためのAPIトークンの作成
- 詳細については コチラ を参照
LINE WORKSでの設定
- Incoming Webhookアプリを登録する
- トークルームにIncoming Webhook Botを招待
- Webhookリストに追加
- zapierで設定するためのWebhook URLを取得できる
- 詳細については コチラ を参照
zapierでの設定
- zapierからkintoneへの接続設定
- ドメイン、アプリID、APIトークンなど
- 下記の設定を行う
※Setupでは「Custom Request」で設定します。
実行結果
まとめ
- Incoming Webhookの使い方、勉強になった
- Incoming Webhookへ投げるDataの書き方でちょっとハマったけども、全体としてはサクッとできましたー
- LINE WORKSに通知だけしたいというニーズは結構あるので、使いどころはたくさんありそうですね!
- LINE WORKSへのIncoming Webhookの追加は5つまでという事なので、通知できるトークルームが5つという事になるが、通知のトリガとなるkintoneのアプリは沢山あっても問題ないので、複数のkintoneアプリからの通知を受け取る用のトークルームを用意するのが良いかもしれないですね。