ニュートン超図解新書『最強に面白い心理学』を読んで
最近読んだ『ニュートン超図解新書 最強に面白い 心理学』から、営業っぽい仕事に役立つ+チームを運営するうえで役立つ+面白いと思った心理学の理論をいくつかご紹介します。
単純接触効果
「見るから好きになる」という単純接触効果は、私たちが何度も何度も同じものを見ることで、それに対して好意を持ち始めるという現象です。何度も目にすることでストレスなく受け入れられるようになるということでした。例えば、最初は気にならなかった広告の曲も、何度も耳にするうちに口ずさんでしまうことがありますが、この効果は無意識のうちに私たちの好みを形成しているのです。
ハロー効果
人は、見た目が良い人の性格も良いと思い込む傾向があります。これは「ハロー効果」と呼ばれ、見た目の印象だけでその人の全体像を判断してしまう心理現象です。初対面での印象が非常に重要な理由もここにあります。見えている一部の情報から全体を予想してしまうので、お客様にはじめに相対するときにはきちんとしつつも朗らかな印象を与えたいものです。。
社会的手抜き
チームで作業を行うとき、個々の貢献度が明確でないと、無意識のうちに努力を減らしてしまう「社会的手抜き」が発生します。しかし、メンバー間の信頼関係が築かれていると、この傾向は軽減され、より協力的になることができます。
損失回避性
人は、得ることよりも失うことに対して強い感情を抱きやすいです。この「損失回避性」のために、リスクを避ける行動を取ることが多くなります。たとえば、少しでも損を避けるために、必要以上に保守的な選択をすることがあります。
マインドフルネス
現代人に推奨されるマインドフルネスは、いま感じている思考や感情をそのまま受け入れる練習です。これにより、ストレスの多い状況でも冷静に対処する力が養われます。日々の生活の中で意識して実践することで、心の平穏を保つことができるでしょう。
最後に
心理学は私たちの日常生活に密接に関わる学問です。もちろんビジネス上でも重要度が高いで。今私は駆け出しエンジニア技術は弱いので、ビジネスでしっかり信頼を築けるようになる理論は意識していきたいですね。
この本は心理学全く読んだことがない方でも読みやすく比較的短時間で読めるのでおすすめです。