QDID Product Typeとは?
- Bluetoothを組込んだ製品を売る場合にはBluetooth SIGの認証が必要。
- なので「Bluetoothモジュール選びにはBluetooth認証が通っているか(QDIDが存在するか?)」が大事になる
- QDIDはQualified Design IDの略で、Bluetooth認証を取得するとBluetooth SIGから貰えるIDです(Bluetooth認証済みの証明になるものです)
- それだけじゃなくProduct TypeによってEPL登録(End Product Listing)のやり方が変わる
下記を参照
Bluetooth認証のQDIDとは?Bluetoothモジュール選びの際はQDIDとProduct Typeに要注意
https://musenka.com/bluetooth/howto/qdid-product-type/
どんなProduct Typeがあるのか?
Product TypeにはEnd Product(最終製品)やComponent(部品)だけでなく他にもController SubsystemやHost Subsystem、Profile Subsystemなどがあります(下記参照)
- End Product
- Component
- Controller Subsystem
- Host Subsystem
- Profile Subsystem
じゃぁそれぞれの違いは何?と思って調べてみたがEnd ProductとComponent以外の違いを書いている記事はありませんでした。
仕方なく英語の記事を探してみると、ジャストミートな記事を発見しました。
しかもすごくわかりやすい。
下記に元ソースと一緒に記載しておきます(Google翻訳かけただけだけど)
各Product Typeについての説明
(元ソース)What is the difference between component and EPL in product type?
https://www.silabs.com/community/wireless/bluetooth/forum.topic.html/what_is_the_differen-RqBN
Bluetooth認定には、End Product(最終製品)、Subsystem(サブシステム)、Component(部品/コンポーネント)、の3つの主要なカテゴリがあります。
SubsystemとComponentのカテゴリはサブカテゴリに分類できます。
End Product
Bluetoothテクノロジーの機能を実装した市場で販売されているすべての製品は最終製品として認定され、
SIGが管理する市販製品のディレクトリにリストされている必要があります。
最終製品は、独立して機能するBluetoothデバイスである場合があり、たとえば、Silicon Labs BGM111は最終製品として認定されています。
最終製品は、少なくとも認定済みのHostとController Subsystemに基づいている場合(さらにProtocol/Service/Profileに関連するサブシステムを含む場合があります)
または認定済みのテスト済みコンポーネントに基づいている場合組み合わせて、独立して機能するBluetoothデバイスに必要なレイヤーをカバーします。
サブシステムには、Controller Subsystem、Host Subsystem、Profile Subsystemの3つのサブカテゴリがあります。
Controller Subsystem
Controller Subsystemは、最終的に補完的なHost Subsystemと組み合わせて、操作に必要な完全なBluetoothコアアーキテクチャを作成する必要があります。
Controller Subsystemは、たとえば、通常はBluetoothスタックの標準化されたHCIソフトウェアおよびハードウェアインターフェイスの下にある、RF-PHYおよびリンク層の実装を含むUSB商用Bluetoothドングルです。
Host Subsystem
Host Subsystemは、最終的には補完的なController Subsystemと組み合わせる必要があります。
Host Subsystemは、たとえば、OS自体またはサードパーティによって提供される、オペレーティングシステムで実行されているBluetoothスタックおよびアプリケーションソフトウェアです。
Profile Subsystem
Profile Subsystemは、最終的に補完的な最終製品またはHost Subsystemと組み合わせる必要があり、たとえば、採用されたBluetoothプロファイルの1つ以上を実装する製品拡張アプリケーションになる場合があります。
Profile Subsystemは、最終製品のリストを取得するために必須ではありませんが、採用されたProfileとの互換性を保証および実証するために使用できます。
Component
認定コンポーネントの設計には、最低限のレイヤーサポートがありません。
それらは任意の層または層の組み合わせで作ることができます。
一緒に、またはサブシステムと組み合わせたコンポーネントは、新しい最終製品またはサブシステムの認定設計を作成するために必要な部品です。
認定コンポーネントは通常、RF-PHYレイヤーなどの特定のレイヤーです。
これらの認定レイヤーは設計で使用でき、テストを再実行する必要はありません。