皆さん、元気にバ美肉してますか。
画像を入れる予定だったのですが、編集がだるく放置してたので、
とりあえず公開して、時間があるときに入れます。
私のBlogでもVRoidをVRChatに持っていくという話で何度か記事を書いていますが、
今回はポリゴンを切り抜く究極的な対応です。
VRoidをVRChatに対応する時、面倒なのが半透明
PCモードでは半透明シェーダーを使うことで対応できますが、
どうもSafetyを低く抑えている人には、半透明がうまく表示されないようです。
ということで、手間はかかりますが、Blenderを使ってポリゴンを切り取る方法です。
Questへの対応としてもある意味究極的な対応にもなります。
ポリゴン数も削減できますからね。
メッシュの分割
まず、CATSでインポートを終わらせた状態です。
このままだと作業がしづらいので、マテリアル単位で分割します。
オブジェクトモードでBodyを選び、編集モードに変えます。
そこで、[P]を押し、マテリアルで分割します。
もとに戻すには、CATSのModel Options、JoinMeshのすべてを押せばいいです。
作業するべき部位
まず、目、目のハイライト、眉毛、まつげ(2個)です。
そして、服のデザインによっては服も切り抜く必要があります。
あとは、服で隠れている部分の体も消していいでしょう。
特に脇のあたりは、腕の角度で下の体が服の前に出てくるので、
元から消しておくとはみ出ることはありません。
面を削除
今回は例としてまつげを切っていきます。
まず、まつげをオブジェクトモードで探します。
見つけたら[/]を押すと他のモデルが消え拡大されるので作業しやすくなります。
オブジェクトモードから編集モードに切り替えます。
面モードに切り替えて、
[C]を押すと、カーソルが円になり選択しやすくなります。
そして、[DEL]を押し、面を削除で消していきます。
ポリゴンの分割
面単位で消していくと途中でポリゴンを分割したい場合があります。
その時は、[K]を押してナイフツールを使います。
切り抜きたいラインでマウスをクリックし、[ENTER]を押せば確定します。
ナイフで切り抜くときは、頂点、辺、面の3つがあります。
この時、必ず面で切り抜かないようにします。
面で切り抜くと、後述する「壊れた頂点」が生成されます。
面の途中に頂点を起きたい場合は、その
壊れた頂点
VRChatにデータを持っていくとこのように足元に向かって伸びたポリゴンになることがあります。
まず、Blenderでこれを確認する方法です。
編集モードに入り、三角のタブをクリックします。
そこで、シェイプキーを一番上以外を選びます。
すると、原点に飛んでいく頂点があることが確認できます。
ナイフツールで切り抜く時、面でカットしたのが原因です。
壊れた頂点の修復方法
結論から言えば、壊れた頂点を確認した時点でやり直したほうが早いです。
それでも、少しなら手作業で直してもいいでしょう。
まず、ウェイトを付けなおします。
頂点グループを選び、他の頂点がどのグループに属しているのか探します。
選ばれてない黒い頂点がありますが、これが壊れた頂点です。
これを選んで、割当を押します。
次に、その頂点を選んだまま、シェイプキーをBasisにして、
上の頂点メニューからシェイプに反映を選びます。
これで「すべてのシェイプキー」に同じ座標が反映されました。
シェイプキーとは、値を入れることで一部の座標を移動させる機能です。
簡単に言えば、目を閉じたり口を開いたりする機能です。
「すべてのシェイプキー」に同じ座標が反映されているため、
目を閉じていても、開いた位置に座標が反映されているわけです。
そこで全てのシェイプキーを確認します。
キーボードの下を押し続ければいいでしょう。
例えば、眉毛の壊れた頂点ですが、BRW Angryのときに移動するので、
その時は個別に頂点を移動させて対応します。
他にも壊れているシェイプキーがないか探して下さい。
これらすべてが終われば、壊れた頂点の修復ができます。