しばらくValve Indexを使ってたのですが、
ネガティブよりな感想を書いてみます。
というのも、昔はハイエンドVRHMDならValve Index一択!と思ってたのですが、
半年ほど使って、どうもそうではないぞ、という記事になります。
HMD
これに関しては言うことないです。
個人的には画質というより密度(スクリーンドア)を重要視するので、
黒網が殆ど見えないRGBストライプの液晶は好印象です。
FPSも120でるので、体感でも画面のスムーズさを感じます。
PCの性能は要求されます。
VRChatでは鏡をだすと大体のワールドで60FPSに低下します。
FPSを高めに設定しているせいか、
他のデバイスと比べて画面がフリーズしやすいイメージはあります。
主にアプリの起動時や読み込み時など、明らかに負荷がかかっている時、
画面が止まってしまいます。
ただ、一時的なもので、大体は問題ありません。
とはいえ、HMDに関しては正直、ViveProなどでも同等のスペックだと思います。
コントローラ
Indexといえばコントローラです。
5本指を認識するコントローラとして、発売前から話題になっていました。
指が独立して認識するのは、一長一短です。
VRChatだと、ピースサインが作れません。
人差し指と中指がつながったポーズになってしまいます。
あと、規定のハンドサイン以外で欲しいハンドサインがないんですね。
中指とか小指を立てるぐらいかなぁ…。
あんまり多用したいハンドサインではないですね。
操作性では、IndexコントローラだとOculus Touchに準じた操作になるアプリがあります。
しかし、Oculus Touchと比較して中指トリガーはありませんから、
中指が握り込まれているかで判断します。
これが、自分が押したつもりではないのに押されているという扱いになります。
例を出すと、SteamHome。
中指で握って上下に振ってスクロールできます。
この時、スクロール中は人差し指トリガーが無効になります。
Indexで操作する時、中指を伸ばした状態で反応しないように
人差し指トリガーを引く必要があります。
これが非常にやりにくいです。
そして劣化。
買って半年ほど、使用時間で言えば、200時間程度でしょうか。
もうすでに左スティックは使い物にならないレベルで劣化しています。
具体的には上を押して離すとニュートラルに戻りません。
下も調子悪いですが、左右に関しては問題ありません。
多用する上下方向に劣化が出ているあたり、
この症状は多くの人で聞かれていて、私だけではないようです。
Oculusのユーザーなどではあんまり聞かれないので、
Indexが特別壊れやすいのは個人差ではないと思います。