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VRoidでモデルを作ってQuest版VRChatに持っていく

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※若干グロい画像があります、注意してね!

みなさん、バ美肉してますか?

VRoidは絵心のない人でもそれっぽいアバターを作れる神のようなツールです
VRChat用のアバターを作る人も多いんではないでしょうか

VRoidのデータをPC版VRChatに持っていくには、この記事が参考になります。
https://shinrinmusic.com/vroid-vrchat-avatar-upload/

あと、足が地面にうまるという謎挙動で困っていたのですが、
こちらの記事に解消方法が書いてありました。
https://www.pixiv.net/fanbox/creator/3706458/post/467194

この記事はPC版VRChatへ持っていけたあと、Quest版にも対応するという内容ですので、
PC版まで持っていけてない人は上の記事を参考に持っていけるようにしてください。

まず、Quest版としたアバターをアップロードする方法です
・Switch PlatformでAndroidに切り替える
・PipelineManagerのBlueprintIDを対応するPC版のアバターと同じIDを入れる
・使うシェーダーをVRChat/Mobile/以下の物を使う

ここで問題になるのが、シェーダーが限定されていることです。
そして、このシェーダーではアルファチャンネルを使った透明化が出来ません。

具体的にこうなります
before.png after.png

いわゆる深緑のところがだめな部分ですね

髪の付け根、まゆげ、まつげ、目の部分が深緑になっています。
ですから、この辺のだめなポリゴンは取っていきましょう!

これからやる作業は、PC版のアバターをコピーして別のディレクトリで行いましょう。
PC版のデータをいじる必要はないです。

Blenderを使い、ポリゴンを削除していきます。
削除するべきポリゴンは、編集モードでソリッドにすればわかりやすいです。
blender1.png

面選択にして、削除したいポリゴンを選択して、Lキーを押せば繋がったポリゴンが全て選ばれます。
DELキーを押して、面と辺を削除していきます。
目の中もポリゴンが二重になっているので片方をとります。

左目だけ処理しました。
化粧前っぽい感じだし、目のハイライトも消えています。
blender2.png

消したまつげとかを復元していきます。
再びUnityに持っていき、シェーダーをVRChat/Mobile/Toonlitにします。

あとは、顔のテクスチャを開いてまゆげとまつげを書き込みます。
まゆげ、まつげのテクスチャデータもあるのでそちらを使って
いい感じの大きさにしておいていくだけです。
まつげは目の形に沿って変形しないといけないので、
Photoshopのパペットワープの機能が役に立ちました。
face.png face2.png

Unityが参照しているテクスチャに上書きすれば、
画面にすぐに反映されるので、それを見ながら調整します。
PhotoshopだとPNGでクイック書き出しってのがあるのでそれを使うのが便利ですね。

目のハイライトも追加します。こっちは大きさも変えなくていいので楽です。

髪の部分は透明な部分を肌色で塗り足してあげます。
hair.png

ということで、Quest版ができました。
結構明るめの色合いになっているので、髪色も黒くしています。
肌色の色味が若干違いますけど、調整しないといけないのはPC版かな?
quest.png

最近、VRChatもQuest民が増えているので、Quest対応していきましょう。

※Blenderの機能で、テクスチャの透明部分を取り除いて
メッシュ化する方法がありそうなんですけど、なんか知っていたらコメントほしいです。

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