【DXライブラリ】好きなフォントを使えるようにする

はじめに

DXライブラリで好きなフォントを表示したい際に見てください

ゲーム起動時にPCにフォントがインストールされていないことを考慮しています

今回の主役

AddFontResourceExA - < Windows.h >

Windowsにフォントをシステム終了時まで読み込ませます

RemoveFontResourceExA - < Windows.h >

AddFontResourceExAで読み込んでいたデータを破棄します

CreateFontToHandle - "DxLib.h"

好きなフォントをDXライブラリ用に作成します

DrawStringToHandle - "DxLib.h"

CreateFontToHandleで作成したフォントハンドルを使用し、文字を描画します

フォントダウンロード

今回はこのサイト様でダウンロードさせていただきました。

フォント配置

フォント(.ttfファイル)をプロジェクトフォルダ近くに移動します

フォント名を確認

.ttfファイルをダブルクリックし、フォント名を確認

このフォントでは「モギハ・ペン字Font」がフォント名です。

他のフォントを使用する際には
CreateFontToHandle引数のchar *FontName をそのフォント名に変更してください

実装

main

#include "DxLib.h"
#include <Windows.h>

int WINAPI WinMain(HINSTANCE hInstance, HINSTANCE hPrevInstance, LPSTR lpCmdLine, int nCmdShow)
{
    ChangeWindowMode(true);
    SetGraphMode(1000, 1000, 32);
    if (DxLib_Init() == -1) return -1;
    SetDrawScreen(DX_SCREEN_BACK);

    // ウィンドウズPCに一時的にフォントデータを読み込む(システム終了まで)
    // NOTE: .ttf→フォントデータ（トゥルータイプフォントの略）
    AddFontResourceExA("mogihaPen.ttf", FR_PRIVATE, NULL);

    // フォントハンドルの作成
    int fontHandle = CreateFontToHandle("モギハ・ペン字Font", 20, 3, DX_FONTTYPE_ANTIALIASING);

    // ゲームループ
    while (ProcessMessage() == 0 && CheckHitKey(KEY_INPUT_ESCAPE) == 0)
    {
        // 裏画面をクリア
        ClearDrawScreen();

        // フォントを利用して文字を描画
        DrawStringToHandle(0, 0, "自分のフォント123ABC", GetColor(255, 255, 255), fontHandle);

        // テストフォント描画
        DrawFormatString(0, 50, GetColor(255, 255, 255), "デフォルト123ABC");

        // 裏画面と表画面を入れ替え
        ScreenFlip();
    }

    // フォントハンドルを削除
    DeleteFontToHandle(fontHandle);

    // ウィンドウズに一時的に保持していたフォントデータを削除
    RemoveFontResourceExA("", FR_PRIVATE, NULL);

    // ＤＸライブラリ使用の終了
    DxLib_End();

    // ソフトの終了
    return 0;
}