8
7

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

開発・本番のドメインの変更にDomain Switcherを使うと楽

Posted at

Domain Switcherの紹介

Domain Switcherは、URLのプロトコル、ドメイン、ポートの部分だけを切り替えられるツールです。
パスやパラメータは保持してくれます。
大抵のWebサービスの開発現場では、環境を開発、ステージング、本番などと複数持っていると思います。
よって、以下のような場面で便利に使えます。

  • 本番環境で出たバグを再現する時にURLをもらって、ステージング環境や開発環境で確認したい
  • 開発途中の画面を今の本番環境の同じ画面と比較したい

使い方

インストール

以下のURLからインストールします。
https://chrome.google.com/webstore/detail/domain-switcher/lbehdhpgigdlinfkidifkbhjnaglfojc

設定

スクリーンショット 2018-01-28 2.37.46.png
  1. Chromeの右上にアイコンが表示されるので、クリックして「オプション」を選択します。
  2. 「Add project」を押して、ドメインを変更したいプロジェクトを追加します(プロジェクト名を付けるかどうかは任意です)
  3. 環境ごとのドメイン(プロトコル、ポート番号を含む)を設定します。
  4. 「Save」を押して設定を保存します

設定の共有

職場や仲間となっているサービスなどで、他の開発者やカスタマーサポートの人にも設定を共有したいことがあると思います。
一人ひとりが一つずつ設定しても良いのですが面倒ですよね。
Domain Switcher は Local Storage で設定を保持しているので、ちょっと裏技っぽいですが以下のようにして出来ます。

共有元のブラウザで、ディベロッパーツールを開き、以下のコードの出力(JSONの文字列です)をコピーします。

localStorage['domainSwitcher']

1でコピーした文字列を、共有先のブラウザでディベロッパーツールを開き、先程取得したところに代入してしまいます。
JSON内にダブルクォーテーション"が含まれるので、'で囲わないとエラーになります。

localStorage['domainSwitcher'] = '[{"name":"group-mixer","editMode":false,"envs":[{"url":"localhost:3000"},{"url":"https://group-mixer.herokuapp.com/"}],"showEdit":false}]'

DomainSwitcherの設定画面を開くと(既に開いている場合はリロードすると)、設定が反映されていることが確認できます。

あとがき

同じような拡張機能を自分で作ろうかなーと思っていたのですが、やっぱり既にあったので車輪の再発明はやめておきました。
個人的には「設定の共有」が重要だと思っていて、マイクロサービス化していて、ドメインが分かれているようなサービスの開発に関わっていたり、個人で色んなプロジェクトをやっていたりすると、更に有用性が増すのでは、とか思いました。
また、この記事を書いていて、自分の文章って硬いなー、マニュアル作っていたせいかなーとか思いました。
あと、設定の例にある https://group-mixer.herokuapp.com というURLは、アドベントカレンダーで書いた記事の内容をサービスとして実装したものだったりします。まだ最低限の動作しかしませんが。
以上です。

8
7
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
8
7

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?