LINE WORKS の監査ログは管理画面から 180 日分を参照できます。定期的に保存することで 180 日を越えて監査ログを保存することができます。
監査 API を Microsoft PowerAutomate で実行するカスタム コネクタを作りました。これを利用して自動で定期的に監査ログを保存する方法を説明します。
PowerAutomate のカスタム コネクタ作成
LINE WORKS 用のコネクタは PowerAutomate にないので、カスタム コネクタとして登録します。手順は以下のとおりです。
https://github.com/iwaohig/LINEWORKSAuditlogConnector の LINEWORKSAuditlogConnector.json をダウンロードする。
Microsoft PowerAutomate の [カスタム コネクタ] にアクセスし、[+ カスタム コネクタの新規作成] をクリック。
[OpenAPI ファイルをインポートします] をクリック。
任意のコネクタ名を入力し、ダウンロードしたファイルを選択。[続行]をクリック。
必要に応じて、任意のコネクタ アイコンと背景色を指定。[コネクタの作成] をクリック。
カスタム コネクタとして登録されます。
PowerAutomate のフロー作成
定期的にカスタム コネクタを利用して監査ログを取得し、OneDrive に保存するフローを作成してみます。
定期的な取得のため、スケジュールをトリガーとします。
接続名と API キーを入力する。
APIキーは、"Bearer [Server Token]" を入力します。
各パラメータを指定します。
_statDate ログの開始日
_endDate ログの終了日
_tenandid テナント ID
_domainid ドメイン ID
consumerKey サーバー API コンシューマー キー
ログの開始/終了日は前日の値が入力されるよう指定しています。
OneDrive for Business にファイルで保存するようアクションを追加します。