LINE WORKS API を使って基本カレンダーに予定を登録する
この記事では、LINE WORKS API を利用して基本カレンダーに予定を登録する Python サンプルスクリプトを紹介します。Google Colab を使えば、ブラウザだけで簡単に試すことができます。
使用する API
- LINE WORKS API ドキュメント
-
POST /users/{userId}/calendar/events
この API を使用して基本カレンダーに予定を登録します。
必要な準備
-
LINE WORKS API の認証情報を取得
-
ACCESS_TOKEN
を用意します(カレンダー API 用のスコープを有効にする必要があります)。 -
USER_ID
を設定します(me
または対象ユーザーのログイン ID)。
-
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Google Colab での操作環境
以下のリンクから Google Colab ノートブックを直接開き、編集・実行できます。
LW_Calendar_Event_Create.ipynb
サンプルスクリプト
以下は Google Colab 用に構成されたスクリプトの内容です。
# 必要な変数を Google Colab のパラメータ形式で入力
ACCESS_TOKEN = "YOUR_ACCESS_TOKEN" # @param {type:"string"}
USER_ID = "me" # @param {type:"string"}
import requests
import json
# API エンドポイント
BASE_URL = f"https://www.worksapis.com/v1.0/users/{USER_ID}/calendar/events"
# 登録する予定のデータ
EVENT_DATA = {
"eventComponents": [
{
"summary": "LINE WORKS API Meeting",
"description": "API を使用して作成された予定",
"start": {
"dateTime": "2024-12-25T10:00:00",
"timeZone": "Asia/Tokyo"
},
"end": {
"dateTime": "2024-12-25T11:00:00",
"timeZone": "Asia/Tokyo"
},
"visibility": "PUBLIC"
}
],
"sendNotification": False
}
# HTTP リクエスト
headers = {
"Authorization": f"Bearer {ACCESS_TOKEN}",
"Content-Type": "application/json"
}
response = requests.post(BASE_URL, headers=headers, json=EVENT_DATA)
# レスポンスを表示
if response.status_code == 201:
print("✅ 予定を作成しました:")
print(json.dumps(response.json(), indent=2, ensure_ascii=False))
else:
print(f"⛔ エラーが発生しました: {response.status_code}")
print(response.text)
実行方法
- Google Colab のノートブックを開きます:LW_Calendar_Event_Create.ipynb
- 必要なパラメータ(
ACCESS_TOKEN
、USER_ID
)を入力します。 - セルを順に実行して、カレンダーに予定を登録します。
まとめ
このノートブックを使用すれば、LINE WORKS API を用いて簡単にカレンダーに予定を登録できます。
API の活用方法や改善案があれば、ぜひコメントしてください!