初めに
こんにちはiwanagaです。
前回まではSQLの基礎やツールの紹介でしたが、今回からは4大命令文も含めた基礎的な構文も書いていこうかと思います。
SELECT文について
やはりSQLにおいて基礎中の基礎はSELECT文だと思います。
皆様も業務を想像してみてください。もし自分が入って数日のペーペーだとしていきなり上司がデータを書き換えろと指示すると思いますか?恐らく言いません。僕ならやりたくないですし、上司も怖くてやらせません。
なので最初はデータ抽出をしっかりと出来るようになった方が良いと思います。
と言うわけでSELECT文を一緒に頑張りましょう。
まずは下記に今回学習するにあたって必要なテーブルを記載します。
テーブル名:grade1_class2
出席番号(number) | 名前(name) | 性別(gender) | 身長(height) |
---|---|---|---|
1 | アベ | 男 | 170 |
2 | イトウ | 女 | 160 |
3 | ウエノ | 男 | 190 |
4 | エガシラ | 女 | 172 |
5 | オオノ | その他 | 175 |
6 | ボブ | 無 | 200 |
・基礎的なSELECT文
→SELECT [抽出したいカラム] FROM [テーブル名];です。
なのでこれを上記のテーブルに当てはめると下記のようになります。
SELECT name FROM grade1_class2;
そうすると下記のような結果が出ます。
※管理ツールによって表示は色々ありますのでイメージ図です。
名前(name) |
---|
アベ |
イトウ |
ウエノ |
エガシラ |
オオノ |
ボブ |
ここまでは簡単ですね。ここから更に複数のカラムを選ぶ時にカラムの次に「,」を入れると複数のカラムを抽出できます。これを文にすると...
→SELECT [抽出したいカラム①], [抽出したいカラム②]FROM [テーブル名];になります。
なのでこれを上記のテーブルに当てはめると下記のようになります。
SELECT numbe,name FROM grade1_class2;
そうすると下記のような結果が出ます。
出席番号(number) | 名前(name) |
---|---|
1 | アベ |
2 | イトウ |
3 | ウエノ |
4 | エガシラ |
5 | オオノ |
6 | ボブ |
正直これも簡単ですね。最後に全部抽出するにはどうすればいいか?結構簡単で*を入れれば大丈夫です。これを文にすると...
→SELECT * FROM [テーブル名];になります。
なのでこれを上記のテーブルに当てはめると下記のようになります。
SELECT * FROM grade1_class2;
そうすると下記のような結果が出ます。
出席番号(number) | 名前(name) | 性別(gender) | 身長(height) |
---|---|---|---|
1 | アベ | 男 | 170 |
2 | イトウ | 女 | 160 |
3 | ウエノ | 男 | 190 |
4 | エガシラ | 女 | 172 |
5 | オオノ | その他 | 175 |
6 | ボブ | 無 | 200 |
正直これが一番簡単ですね。
基礎的なSELECT文では"カラム名"、","、"*"を覚えておけばほぼほぼ大丈夫かと思います。
それと同時にテーブル全体の紐付きを意識する事が必要になります。
最後に
正直ここまでの内容は割と簡単でした。しかしこれはまだ基礎の基礎です。今回は"SELECT"だけでしたがSELECT文には"where"や"as"や"order by"等色々あります。
ただここの内容を完璧に覚えればそれだけでも仕事が見つかるかもしれないレベルで必要な事です。やはり基礎は大切ですね。
皆様今回もご覧いただきありがとうございました!
参照
https://www.sejuku.net/blog/72964
エンジニアファーストの会社 株式会社CRE-CO iwanaga