what3wordsとは?
世界を57兆個の3メートル四方の区画に分割し、それぞれのマス目に三単語からなる住所の付与。これにより住所が存在しない大規模な施設の入り口や、広い公園の敷地内、人里離れた場所でもピンポイントで住所を伝える事が可能になります。
what3wordsの従来の位置エンコードシステム(符号化方式)との違いは、地理的座標を長い文字列(住所など)や数字(経緯度など)ではなく、3つの単語で簡潔に表せる点にある。すなわち、住所が存在する場所ならばより詳細な地点を明確に、住所が存在しない場所であっても、冗長な緯経度を用いないで容易に伝達ができる。
例えば、東京・渋谷のスクランブル交差点の中心部は緯経度で表せば「北緯35.659457度、東経139.700488度」となるが、what3wordsでは同座標を「///のばす。めうえ。しゅうり」の3語で表せる。
一般ユーザー向けのアプリがある一方、個人・企業向けのAPIを提供しており、個人・団体関わらず無料で発行できます。
(活用法などに関しては別途紹介します)
まずはアカウントの作成をします
①下記リンクにアクセスし、サインアップオプションを選びます
https://accounts.what3words.com/login
②名前、メールアドレスやパスワードを設定します
下にチェックボックスがいくつかあります。順番に:
□ 利用規約・プラバシーポリシーの同意(必須)
□ 新着記事やティップスの受け取り
□ デベロッパー向けメルマガの受けとり
以上でアカウントの作成完了です!
次にライセンスキーの発行をします
③下記リンク「Get an API Key」からライセンスキーの発行
https://developer.what3words.com/
④「STARTER」プランの「Get Started」を選択
特段の事情がない限り、無料の「Starter」プランからのご利用開始をおすすめします。
「STARTER」プランは毎月1000件までのコール(三単語→座標)が上限となってます。
APIで主に下記機能をご利用頂けます(2023年3月):
→ what3wordsアドレス(三単語)から緯度経度への座標変換
→ 緯度経度からwhat3wordsaアドレスへの変換
→ 50ヶ国語以上に対応
→ 地図上にグリッドの表示
プロジェクト名 (Project name) や詳細 (Please tell us a bit more about your project) を入力できない場合、「test」などと入力ください
□ この時点でキーに制限をかけることができますが、後からもかけられます。
まとめ
・キーの発行にはまずアカウントの作成(https://accounts.what3words.com/login)
・アカウント作成後、キー発行画面で利用規約に同意(https://developer.what3words.com/)
・無料ティアーでの月間のコール上限(what3wordsアドレス→緯度経度・座標への変換)は1000件まで
・1つのアカウントで複数のキーを発行可能
如何でしたでしょうか。オンライン利用規約に同意するだけでキーを発行でき、連携を簡単にできます。
具体的な活用法などは追ってご紹介できればと思います。