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Cognosのグラフで凡例を意図通りにソートするためのTips

Last updated at Posted at 2020-10-19

Cognosでひとつのレポートに複数グラフを作成した時などに、それぞれのグラフの凡例の表示順番が揃っていないとデータアイテムごとの折れ線のカラーが揃わなかったりして、比較しにくいのでできれば揃えてほしい、というようなリクエストがあったりして、自分の意図通りの順番に凡例の表示をソートをしたいことがあります。
以下は、視覚化のタイプ「グラフ」を使ったグラフで使うことができる方法です。

例えば、以下のようなグラフを用意します。
このグラフの赤枠に囲まれている凡例を自由に並び替えたいとします。
image.png

まず、凡例に表示されるデータ系列はこちらです
image.png

このデータアイテムを選択してソートを設定すればソートはできるのですが、このままだと、データアイテムの文字列でのソートになってしまいます。
そこで別途、各データアイテムの値ごとに任意の数値を割り振ったデータアイテムを追加します。

まず、sortitem1を追加します
image.png

sortitem1には以下のようなcase文でそれぞれのデータアイテムごとの数値を指定します
image.png

case文の指定が間違えていないかどうかは、クエリーアイテムの表形式で表示を利用することができるので、確認します。
image.png

以下が表形式データを表示の結果です。ちゃんと意図した通りの数値が割り振られているのが分かります。
image.png

それでは、グラフの編集画面で、データ系列を選択したままソートアイコンをクリックし、「レイアウトのソートの編集」をクリックします
image.png

productLineのソートに使用するデータアイテムを指定します。
先程作成したsortitem1を右枠にドラッグして、降順にして、OKボタンを押します。
image.png

ソートされた結果、以下のような並びに変わりました
一番上のグラフと比較してみてください。
4,outdoor Protection
3.Personal Accessories
2.Mountaineering Equipment
1.Golf Equipment
0.Camping Equipment
の順へ変わっていることが確認できます。
image.png

例えば、Mountaineering EquipmentとCamping Equipmentを上にしたいなと思った場合は、こんな感じで数値を変更して昇順にソートを設定すると・・・
image.png
意図通りにソートすることができました
image.png

お役に立てば幸いです

以上

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