【PBCS】ASO（集約ストレージ・オプション）- MDX式の利用その③

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【PBCS】ASO（集約ストレージ・オプション）- MDX式の利用その②

主な変換例

(5) IsUDA

・UDAのチェック を行う

（例）Accountのカレントメンバーが「UDA001」に紐づけられている場合：4月の値
　　　上記以外の場合：3月～5月の合算値

IIF(IsUda([Account].CurrentMember,"UDA001"), 
 [Apr],[Mar]+[Apr]+[May]
)

(6) Lag

・n世代（nレベル）前のメンバーを返す（≒@PRIOR）

member.Lag (
n
[,
世代orレベル
] [, 
hierarchy
] )

・メンバー式の場合（例：前年実績データの取得）

@PRIOR("Actual",1,@CHILDREN("Years"));

・MDXに変換するとこうなる

(Years.CurrentMember.Lag(1, LEVEL), [Actual]).Value

(7) Round

Round ( numeric_value_expression, index )

numeric_value_expression：数値式
index：丸め桁数

・数値式が指定された桁数に丸められる（四捨五入）
・反対に、値を切り捨てしたい場合は「Truncate」を使用する

BSOの場合

@ROUND("Member1"*100,2);

ASOの場合

ROUND([Member1]*100,2)

(8) Truncate

Truncate ( numeric_value_expression )

numeric_value_expression：数値式

BSOの場合

@TRUNCATE(-8.12)

戻り値：-8

ASOの場合

Truncate(-8.12)

戻り値：-8