皆さんこんにちは。長谷川です。
今回はWDMについて簡単に説明していこうと思います。
皆さんは「WDM」と聞いて何を思い浮かべますでしょうか?また、この用語聞いたことがある方いますでしょうか?
恐らく聞いたことが無い、聞き馴染みのない用語だと思います。
それではWDMとはなんぞや?ということを書いていきたいと思います!!
WDMとは?
まずWDMとは「Wavelength Division Multiplexing」と呼ばれるネットワーク機器を指します。
WDMの役割とは?
WDMは、複数の波長の光信号を1本の光ファイバーで同時に伝送する技術の事を指しており、それを実現するための装置です。
私も二年前に初めて聞きました笑
WDMってどんな機器?
基本的にWDMの役割は(大きく言うと)以下の役割を担ってくれます。
- 物理的に遠い位置にある装置(WDM)までデータを送り届ける
- 複数の光信号を束ねてくれる(きちんとまとめてくれる)
WDMを使用する場合、大規模なネットワークを構築する場合に使用すると思います。
例えば、東京から大阪までデータを送り届ける場合、(ネットワーク的に色々な技術がありますがそこは省きます)東京から大阪までケーブルをつなぐ。なんてことはしないですよね。
※できるかもしれませんがエラー出ますよね。。。笑
そこで活躍するのがWDMです。
WDMはデータを扱う際、物理データとして扱います。(レイヤでいうと1に相当します)
また、光ファイバーケーブルには様々な種類がある為それをまとめるといった機能も備えています。
→この機能が無いと光ファイバーケーブルを通じてデータを送ることができなくなります。
物理的に距離が遠い場所に送り届けようとすると、どうしてもデータが減衰してちゃんと相手に届きにくくなるといったことが発生しやすくなる為、WDMはデータの中継役として使うことができます。
※イメージとしては以下のような感じです。
(東京)Router⇔(東京)WDM⇔(横浜)WDM⇔(名古屋)WDM⇔(大阪)WDM⇔(大阪)Router
上記で言うと、横浜、名古屋のWDMがデータを受け取ったら一旦データを強くして、相手に送りなおすという役割も担っています。
※私は元気玉理論と呼んでいます笑
なかなか触れる機会が無い装置だと思いますが、こんな装置もあるんだなと思っていただければ幸いです。
それではまた。